《世界史リブレット》 038.イギリス支配とインド社会

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 今日のインドを揺るがす宗教対立やカーストの問題。これらの根底にある植民地下で進行したインド固有の「近代化」の過程を考える。
ISBN:
978-4-634-34380-1
シリーズ: 世界史リブレット 38
著者: 粟屋利江 
刊行:
1998年4月
仕様: A5変型判  ・  88ページ
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目次:
インド現代史をみる眼
1.イギリスのインド認識
2.近代インドにおける女性問題
3.インド民族運動と「コミュナリズム」
4.反カースト制度の潮流  
メッセージ・あとがき:
インドといえばわれわれが思い浮かべるイメージは,限定され,固定化している。
「神秘の国」「悠久の国」といった憧憬を込めたイメージ,その一方で「カースト制度」「宗教対立」という後進的なイメージなど。
こうしたイメージの固定は,どのように生まれ,そして,どのようにして突き崩されるべきなのか。
イギリスによるインド支配期の諸側面を考察することは,その一つの手掛かりとなろう。