049.徳川綱吉 犬を愛護した江戸幕府五代将軍

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 生類憐れみの令,赤穂事件の処罰,側近政治など,綱吉には悪政のイメージがつきまとう。一方,湯島聖堂を建て,古典に親しみ,貞享暦を採用するなど,文化史上欠かせない事業を施した。天下人たる将軍は元禄の世にどうに向き合おうとしたのか,綱吉の目線で迫る。
ISBN:
978-4-634-54849-7
シリーズ: 日本史リブレット人 49
著者: 福田千鶴 
刊行:
2010年7月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
徳川綱吉と元禄時代
1.将軍就任前
  戌年生まれの家光四男/綱吉の家族/館林宰相時代
2.五代将軍への就任
  将軍宣下/宮将軍擁立説/将軍権威の創出/越後騒動の再審/
  堀田正俊と天和の治/側用人の実態/「まこと」の二字
3.元禄・宝永期の綱吉政治
  徳松の死と服忌令の制定/生類憐みの政治/
  放鷹制度の廃止と犬/食生活への影響/
  浅野長矩の殿中刀傷事件/血の戯れ
4.徳川王権への道
  ケンペルとの問答/儒学への傾倒/仏教の外護/
  徳川王権の神聖化/綱吉の御成/突然の死/孤立した専制君主 
メッセージ・あとがき:
「犬を愛護した五代将軍徳川綱吉」の政治は,「生類憐み」として知られる。
のちの世からは犬を重んじ人命を軽視した異常な政策のようにみえるが,その根幹には徳川王権を神聖化するために,血の穢れや死穢を極端に忌避しようとした意図があったのではないか。
百花繚乱の江戸文化がきらめく元禄時代に対して,天下人たる五代将軍はどのように向きあおうとしたのか。
本書では,綱吉自身の目線から,その時代像を掘りさげていく。