《日本史リブレット人》024.後白河上皇
中世を招いた奇妙な「暗主」
価格: |
880円 (税込)
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在庫あり
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解説: |
奇異な行動から「暗主(おろかな君主)」と揶揄された後白河上皇。三〇余年にわたる院政の間,清盛との連携と対立,平氏の都落ち,義仲の院御所攻め,義経と頼朝の対立など,いくつもの窮地が訪れる。波瀾万丈の生涯を順を追いながら,中世の幕開けの時代を考える。 |
ISBN: |
978-4-634-54824-4 |
シリーズ: |
日本史リブレット人
24
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著者: |
遠藤基郎=著
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刊行:
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2011年1月
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仕様: |
A5変型判
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96ページ
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目次:
臨終の光景
1.その人格
暗主/対人関係での想像力の欠如
2.遊興の王権
遊興の舞台法住寺殿/「まなざし」の政治/「表現者」の王
3.政治の仕組み
奏事・評定・諮問/院庁での審理・裁許・通達/
院の裁許を求める人びと
4.後白河院政を支える人びと
貴族社会の階層/下級官人・侍/中級貴族/上級貴族/摂関家
5.平氏と後白河
清盛の戦略/「鹿ヶ谷事件」/治承三年十一月事件
6.新制・徳政
保元元年・2年新制/二条天皇の政治/治承2年・3年の新制/
古典への回帰/建久2年3月の2つの新制
7.内乱を越えて
頼朝と後白河/後白河の遺したもの