096.感染症の近代史

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 開港後、日本は伝染病の流行に悩まされた。欧州の検疫体制や西洋医学を受容し、近代水道や医療行政を整備する一方で、強制隔離などの人権問題も生じた。近代日本の歩みと感染症の関わりを考える。    
ISBN:
978-4-634-54708-7
シリーズ: 日本史リブレット 96
著者: 内海孝 
刊行:
2016年10月
仕様: A5判変型  ・  120ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
花火と「手洗い」
1.近代先進国の産業革命と貿易活動
2.欧州「検疫」体制と西洋医学の受容
3.転換期の西洋医学と日本人の「不潔」
4.新政府発足後の西洋経験と医療行政の設計
5.衛生政策と外来伝染病のコレラ情報
6.コレラ「衛生の警鐘」と伝染病対策
7.改正条約の実施と伝染病の国際関係 
メッセージ:
衛生ということばも概念もなかった時代、感染症の流行は人びとにとって突然の、恐怖の対象であった。
今日では交通機関が発達し、人とモノが移動しやすい。
ある地域の風土病が、その流れで世界規模に「新しい感染症」として拡散している。それでも個人的に予防できる方法は、日常的に手洗いを心がけ、うがいをし、飲み水に注意するということである。
これが、過去の感染症の流行から教えられたもののひとつである。