都市史研究4 2017

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4,180円 (税込)
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解説: 都市史学会の会誌の第4号。論文「江戸市中における堀川の空間動態とその存続―『古町之川岸』の川浚を通して」(髙橋元貴)・研究ノート「幕府普請奉行役所による拝領武家屋敷の把握について―『屋敷渡預絵図証文』を中心に」(岩本馨)のほか,小特集「社会的結合と都市空間」・書評など。
ISBN:
978-4-634-52754-6
シリーズ: 都市史研究 4
著者: 都市史学会  高橋元貴  岩本馨  谷直樹  塚田孝  岸本直文  大澤研一  森下徹  島田克彦  大黒俊二  堀井優  杉浦未樹  彭浩  大田省一  高橋慎一朗  石井龍太  黒嶋敏  北野智也  井戸田史子  岩本葉子 
刊行:
2017年12月
仕様: B5  ・  176ページ
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目次:
論文
江戸市中における堀川の空間動態とその存続―「古町之川岸」の川浚を通して―………………高橋元貴

研究ノート
幕府普請奉行役所による拝領武家屋敷の把握について
         ―『屋敷渡預絵図証文』を中心に―………………岩本馨

小特集 社会的結合と都市空間
シンポジウムの開催について
【特別セッション】
近世大工頭・中井家文書の保存・修復と研究上の意義………………谷直樹
【セッションⅠ】大阪における都市史研究の方法と課題
近世大坂の都市社会構造―孝子・忠勤褒賞から見る民衆世界―………………塚田孝
古代難波の都市性の発現………………岸本直文
近年における平安~豊臣初期大阪の都市研究の動向と課題
         ―上町台地地域を中心に―………………大澤研一
近世大坂研究の軌跡と展開………………森下徹
近現代大阪研究の現状と課題………………島田克彦
【セッションⅢ】都市空間の中の商人集団と異文化交流
都市空間の中の商人集団と異文化交流―中世ヨーロッパを例に―………………大黒俊二
近世オスマン帝国下カイロのヴェネツィア人集団………………堀井優
近世商都アムステルダムと商人邸宅街―都市拡大と商人集団の集住をめぐって―………………杉浦未樹
近世港町長崎の都市空間―唐船貿易との関連から………………彭浩

書評
Charles D. Musgrove, China's Contested Capital
         : Architecture, Ritual, and Response in Nanjing………………大田省一
高橋康夫著『海の「京都」―日本琉球都市史研究―』
         ………………高橋慎一朗・石井龍太・岩本馨・黒嶋敏  
新刊紹介
西山良平・鈴木久男・藤田勝也編著『平安京の地域形成』
高谷知佳著『中世の法秩序と都市社会』
大口勇次郎著『江戸城大奥をめざす村の娘―生麦村関口千恵の生涯』
竹ノ内雅人著『江戸の神社と都市社会』
小林丈広・高木博志・三枝暁子著『京都の歴史を歩く』
宮本雅明著、NPO法人都市・建築遣産保存支援機構編『読み伝える建築遺産』
佐藤健二著『浅草公園凌雲閣十二階―失われた〈高さ〉の歴史社会学―』
長田紀之著『胎動する国境―英領ビルマの移民問題と都市統治―』
川本智史著『オスマン朝宮殿の建築史』
マルク=ボーネ著、河原温編
         『中世ヨーロッパの都市と国家―ブルゴーニュ公国時代のネーデルラント―』
坂巻清著『イギリス近世の国家と都市―王権・社団・アソシェーション―』
増谷英樹著『図説ウィーンの歴史』
樋渡彩・法政大学陣内秀信研究室編『ヴェネツィアのテリトーリオ―水の都を支える流域の文化―』

二〇一六年度都市史学会大会・研究発表要旨
高知藩製砂糖の流通と大坂………………北野智也
近世大坂における上荷船・茶船仲間―道頓堀堀詰の「積場所」を中心に―………………井戸田史子
明治期京都の町組織と道路整備事業………………岩本葉子

活動記録 都市史学会活動記録
会告 都市史学会規約
彙報 論文募集規程

英文目次/欧文要旨