都市史研究10 2023

価格
4,500円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 都市史学会の会誌の第10号。論文「北宋神宗期開封の都城社会と住民文化」(松田亮),「京都における社寺地処分」(岩本葉子),「京都・東九条における「バタヤ街」の生成と変容」(中村景月),大会記念講演「都市平泉研究」(斉藤利男)のほか,小特集「みちのくの都市文化再考」・書評など。
ISBN:
978-4-634-52760-7
シリーズ: 都市史研究 10
著者: 都市史学会  松田亮  岩本葉子  中村景月  斉藤利男  八重樫忠郎  箱崎和久  藤田盟児  吉田歓  吉田伸之  松井直人  飯田直樹  M・ソントン  岩本馨  松本祐生子  林和典 
刊行:
2023年10月
仕様: B5  ・  148ページ
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目次:
論文       北宋神宗期開封の都城社会と住民文化―成尋『参天台五台山記』を手がかりとして―
                                            松田亮 
京都における社寺地処分                                岩本葉子
京都・東九条における「バタヤ街」の生成と変容―屑をめぐる生業連関と仕切場の動態―   中村景月

大会記念講演   都市平泉研究―中世都市研究における意義と可能性―          斉藤利男 

小特集 みちのくの都市文化再考
         シンポジウムの開催について                
         平泉を構成する遺構―寺院・道路・建物―              八重樫忠郎
         平泉の掘立柱建物の建築的特質                    箱崎和久
         武家住宅と柳之御所                         藤田盟児
         古代の国府・城柵から平泉への展開                  吉田歓

追悼       高橋康夫氏を追悼する                        吉田伸之

書評       池亨・櫻井良樹・陣内秀信・西木浩一・吉田伸之編『みる・よむ・あるく 東京の歴史』全一〇巻
         松井直人/飯田直樹/M・ソントン/岩本馨  
新刊紹介     栄原永遠男著『日本史研究叢刊43 難波古代史研究』
         三枝暁子著『日本中世の民衆世界―西京神人の千年―』
         高橋慎一朗著『幻想の都 鎌倉―都市としての歴史をたどる―』
         牧原成征著『日本近世の秩序形成―村落・都市・身分―』     
         渡辺浩一著『近世都市〈江戸〉の水害―災害史から環境史へ―』 
         稲吉晃著『港町巡礼―海洋国家日本の近代―』        
         川野英二編『阪神都市圏の研究』              
         万魯建著『近代天津日本租界研究』             
         ジュディス・ヘンリ著/井上浩一訳
         『ラヴェンナ―ヨーロッパを生んだ帝都の歴史―』 
         道重一郎著
         『イギリス消費社会の生成―18世紀の都市化とファッションの社会経済史―』
         工藤晶人著『両岸の旅人―イスマイル・ユルバンと地中海の近代―』         
         大橋竜太著『リスボン 災害からの都市再生』                   
         鳥海基樹著
         『マルセイユ・ユーロメディテラネ―文化化と享楽の衰退港湾都市再生―』 
         植田曉/陣内秀信/M.ダリオ・パオルッチ/樋渡彩著
         『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ―都市と田園の風景を読む―』 

二〇二二年度都市史学会大会・研究発表要旨
         高層建築からみるソ連の対米観と「エルベの邂逅」          松本祐生子
         三重県松阪市・櫛田川流域における林業・木材産業地域の形成       林和典

活動記録     都市史学会活動記録                                        
会告       都市史学会規約                                         
彙報       論文募集規程                                           

         英文目次/欧文要旨