《山川歴史モノグラフ》13.近世信州の穀物流通と地域構造

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解説: 近世の北信地方を対象として,穀物流通の構造分析を軸に,当該地域の社会構造とその特質を具体的に解明する。
ISBN:
978-4-634-52345-6
シリーズ: 山川歴史モノグラフ 13
著者: 多和田雅保 
刊行:
2007年11月
仕様: A5判  ・  320ページ
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目次:
 序章 本書の課題
  1.北信地方における研究史と地域分析の課題
  2.近世地域社会研究の視点から
  3.本書の課題と構成

第一部 小布施村の市と穀物流通の構造
 第一章 元禄期における在方市の変質―小布施市の場合
 第二章 近世後期における穀商人の経営と穀物市場の展開
      ―小布施村小山家の場合

第二部 善光寺町の市と穀物流通の構造
 第三章 近世前期の善光寺町における市と町の展開
 第四章 善光寺町における商品流通の変質と都市問題

第三部 天保期における穀物流通の展開
 第五章 近世後期の豪農商層と米穀市場
      ―飯山藩年貢籾手形の分析を通じて
 第六章 凶作関係史料にみる穀商人の動向
      ―弘化二年北信地方における
 第七章 松代藩による穀物流通の把握と統制
 終章  本書のまとめと展望