《山川歴史モノグラフ》2.オスマン帝国の海運と海軍

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解説: オスマン帝国における汽船海運の形成過程の分析から帝国末期の国家と社会を考察し,トルコ共和国との連続性を探る手がかりを示す。
ISBN:
978-4-634-67380-9
シリーズ: 山川歴史モノグラフ 2
著者: 小松香織 
刊行:
2002年11月
仕様: A5判
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目次:
はじめに
第一章 草創期
 1 汽船海運事業の開始
   (1)汽船海運の誕生
   (2)汽船海運への期待
   (3)初期の活動
 2 アブデュルアズィーズ時代
   (1)民営化計画の行方
   (2)アズィーズ局の設立
   (3)アズィーズ局の活動
第二章 アブデュルハミト二世時代
 1 特別局の活動
   (1)汽船運航
   (2)船団の構成
   (3)他社との競争
   (4)財政問題
   (5)環境の整備
 2 特別局の民営化問題
   (1)支配人ズィヤの挑戦
   (2)支配人ハムディ・パシャの挫折
   (3)海軍直轄後の動き
第三章 近代オスマン海運と海軍
 1 アブデュルハミト二世時代の海軍
   (1)1878~97年の動向
   (2)海軍の活動の実態
 2 財政問題
   (1)国家財政から見た海軍
   (2)海軍と借款
   (3)財政危機
 3 オスマン海軍と特別局
   (1)海軍と特別局との関わり
   (2)海軍の経営理念
第四章 第二次立憲制期
 1 立憲制前夜
 2 特別局の民営化計画
   (1)会社設立の契約
   (2)民営化計画の挫折
 3 オスマン海運局の設立
 4 第二次立憲制期の海運界

おわりに
あとがき
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