099.溥儀 変転する政治に翻弄された生涯

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 清朝最後の皇帝、清朝復活による復位、そして満洲国皇帝として三度にわたり即位した溥儀。その生涯を彼の生きた時代、当時の政治状況のなかに位置づける。
ISBN:
978-4-634-54899-2
シリーズ: 日本史リブレット人 99
著者: 塚瀬進 
刊行:
2015年7月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
なぜ溥儀の伝記を書くのか

1.清朝の皇帝として
  祖父や父のこと/清朝皇帝に即位するまで/清朝皇帝を退位するまで

2.中華民国の治政と紫禁城での生活
  中華民国の状況/張勲の復辟/ジョンストンと内務府の改革

3.紫禁城を追われて
  紫禁城からの退去/さまざまな勢力との交渉/天津での生活

4.満州国の皇帝として
  執政に就任する/皇帝に即位する/溥儀のもつ政治的権限/
  溥儀の生活/二度目の日本訪問と敗戦

5.退位から死去まで
  ソ連での生活と東京裁判での証言/中国への帰国と特赦/
  溥儀の生涯からみえるもの 
メッセージ・あとがき:
三度皇帝に即位した溥儀の生涯を,二十世紀という時代のなかに,そして中国という舞台のなかに位置づけて理解してみたい。溥儀の生涯は,これまで「数奇な生涯」として理解されてきた・これに対して,「変転する政治に翻弄された生涯」として,溥儀を皇帝に即位させた時代,勢力との関係から溥儀の人生を考えてみたい。本書は,従来の溥儀像に批判の目を向けることを心がけて書かれている。