《日本史リブレット》040.都市大坂と非人

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 大坂の非人の具体像に肉迫しながら,近世の身分制の特徴を浮き彫りにするとともに,都市の時代でもある近世の社会構造の特質を描く。
ISBN:
978-4-634-54400-0
シリーズ: 日本史リブレット 40
著者: 塚田孝 
刊行:
2001年11月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
「都市の時代」と非人
1.四ヶ所垣外の成立と垣外仲間
  四カ所垣外とその成立/十七世紀後半の垣外仲間
2.垣外中間の周縁
  周辺村領への野小屋の定着/市中からの野非人の排除/
  町触に見る垣外仲間の機能/垣外仲間の変容
3.身分内法と垣外仲間の構造
  身分内法の形式/寛政九年正月「条々」の内容
4.非人の御用
  盗賊方と定町廻り方/身分内法に見る御用/御用の歴史的変化/
  盗賊方の御用と若き者/盗賊方とのパイプ
5.非人の勧進
  勧進の二形態-定式勧進と吉凶勧進/吉凶勧進の論理と実態/
  定式勧進の論理と実態/垣外仲間の論理と町の論理
6.近世社会と大坂の非人の特質
  家督家屋敷の所有主体へ/都市大坂と非人/江戸の非人と比べて
身分的周辺の視点 
メッセージ・あとがき:
江戸時代は「村と百姓の時代」であるとともに,「都市の時代」でもあった。その都市の発展は,非人と呼ばれる人びとをも生み出していった。
巨大都市大坂では,はたしてどのようにして非人集団が形成されていったのだろうか。
また乞食=貧人として生み出された彼らは時代とともに大きな変容を遂げていく。
それはどのような理由でどのように変わっていったのだろうか。
非人と呼ばれた人びとの実態に目を凝らしつつ,近世の都市社会の特質に迫ってみよう。