《歴史の転換期》4.1187年 巨大信仰圏の出現

価格
本体3,500円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 1187年のサラディンによる聖地イェルサレム奪還は、キリスト教とイスラーム教がその後別々の道を歩む分岐点となった。各地で宗教が対峙・接触・相克する中世を世界規模で考える。
ISBN:
978-4-634-44504-8
シリーズ: 歴史の転換期 第4巻
著者: 千葉敏之 
刊行:
2019年12月
仕様: 四六  ・  304ページ
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目次:
はしがき

総論 巨大信仰圏の出現  千葉敏之

一章 セルジューク朝の覇権とイスラーム信仰圏の分岐  大塚 修    
   1 イスラーム信仰圏にとっての「もう一つ」の一一八七年
   2 セルジューク朝の覇権と行政システムの確立
   3 セルジューク朝とイスラーム
   4 セルジューク朝とペルシア語文化
   5 セルジューク朝の再統一と後継諸王朝
   6 セルジューク朝の滅亡

二章 イスラームとインドのフロンティア  稲葉 穣
   1 タラーインの戦い(一一九一、九二年)
   2 ムスリムの北インド侵攻前史
   3 ゴール朝の出現
   4 ポスト・グプタ期の北インド
   5 デリー政権と北西フロンティア
   6 巨大信仰圏の連関

三章 仏教王ジャヤヴァルマン七世治下のアンコール朝  松浦史明
   1 東南アジアにおける十二世紀末
   2 アンコール朝の展開
   3 ジャヤヴァルマン七世の時代
   4 十四世紀の転換期へ

四章 巨大信仰圏の交点としての十字軍  千葉敏之
   1 イェルサレム陥落とその余波
   2 イェルサレムの神聖地誌
   3 「十字軍」の発端
   4 ウトゥルメール(十字軍国家領)の成立とヨーロッパ
   5 多極化する十字軍とベルナール構想
   6 世代の継承と聖戦観念の前景化 

補論 ユーラシア東部における「唐宋変革」期  飯山知保
   1 十二世紀後半の「中国」
   2 キタイ・ジュシェン支配下の華北社会
   3 「中国の唐宋変革」なのか、「江南の唐宋変革」なのか?
   4 海域世界のなかでの南方「中国」 

コラム 『セルジューク朝史』とバルトリド

    参考文献/図版出典・提供一覧