《世界史リブレット》 068.東アジアの儒教と礼

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: かつて文明を意味していたことば,礼。中国における礼概念の起源から,儒教の成立,それ以降の東アジア世界での歴史的変遷を検討する。
ISBN:
978-4-634-34680-2
シリーズ: 世界史リブレット 68
著者: 小島毅 
刊行:
2004年1月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
「礼」ということば
1.儒教の成立
2.儒教の拡がり
3.礼教の浸透
4.東アジアのなかの朱子学  
メッセージ・あとがき:
礼は日常生活で私たちが使っていることばです。
しかし,その由来はあまり知られていません。
この字はかつて文明そのものを意味していました。
漢語を共有する東アジアのなかで,礼をめぐる文化は国ごとに微妙に異なります。
日本には儒教の礼が浸透しなかった結果,どうなったか?
中国における礼概念の起源にまでさかのぼり,儒教の成立とともにこの語が担うようになった重みや,王権の変質にともなう歴史的変遷を検討してみると,私たちがいま直面している大問題の様相が見えてくるのです。