《新版県史》17.石川県の歴史

風土と人間　海と山にいだかれた緑と文化の地
1章　加賀・能登の誕生
　1　真脇縄文人から弥生ムラへ
　　　　大地の狩人
　　　　漁のにぎわい
　　　　[コラム]縄文の落とし穴
　　　　謎の木柱列
　　　　米伝来
　　　　弥生ムラの社会
　2　古墳づくりと加賀・能登のクニ
　　　　越国乱れる
　　　　王墓誕生
　　　　加賀の玉つくり集団
　　　　[コラム]能美古墳群
　　　　武人の世紀
　　　　加賀の古代豪族
　　　　能登の古代豪族
　　　　[コラム]珠洲の横穴古墳
2章　豪族・民衆・都びと
　1　律令国家おこる
　　　　評の民
　　　　能登臣馬身龍
　　　　都びとのなかで
　　　　荘園のはじまり
　　　　謎の大寺・小寺
　2　王朝時代の新気運
　　　　加賀立国
　　　　[コラム]比楽河
　　　　渤海との往来
　　　　気多神をささえた人たち
　　　　新郡司層の台頭
　　　　十世紀の転換
　　　　[コラム]都と鄙
3章　武家と争乱の世界
　1　地頭御家人と荘園村落
　　　　源平の合戦と鎌倉武士
　　　　[コラム]国境峠の古戦場
　　　　能登国熊来荘を歩く
　　　　白山本宮造営の周辺
　　　　加賀国熊坂荘の相論
　2　内乱の炎と守護支配
　　　　地元守護の誕生
　　　　南北朝の城砦
　　　　能登守護畠山氏
　　　　苦悩する守護たち
　　　　[コラム]白山若衆徒と五山禅院領
　3　大名・一揆と戦国合戦
　　　　畠山文芸と七尾湾の景勝
　　　　本泉寺蓮悟の立場
　　　　能登一宮合戦の周辺
　　　　金沢御堂陥落への道
　　　　七尾落城の周辺　　　　
4章　信仰と暮らしの諸相
　1　寺社勢力と新仏教の展開
　　　　白山と石動山
　　　　[コラム]奥能登の無縁所
　　　　鎌倉仏教の檀越たち
　　　　真宗本願寺派の発展
　　　　加賀三谷法華
　2　湊町・街道筋の風景
　　　　日本海の廻船と湊津
　　　　[コラム]櫛比荘の旧市
　　　　北陸道をたどる
　　　　能登街道の宿場
　　　　湊町輪島の人びと
5章　前田三代
　1　一番大名の成立
　　　　北陸の覇者・利家
　　　　[コラム]南加賀の領主交替
　　　　中央政権での利家
　　　　関ヶ原前後
　　　　利長の進退
　　　　家中の分裂
　　　　利長の死
　　　　利常・光高と幕府
　　　　[コラム]藩主夫妻点描