《新版県史》20.長野県の歴史

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2,640円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 第2版 市町村合併に対応。
更埴木簡,善光寺信仰,川中島合戦,蚕種・製糸,一茶と文人結社,「教育県」長野…と,原始時代から現代までを県民の立場から叙述。
ISBN:
978-4-634-32201-1
シリーズ: 新版 県史 20
著者: 古川貞雄  青木歳幸  井原今朝男  福島正樹  小平千文 
刊行:
2010年11月
仕様: 四六判  ・  384ページ
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目次:
 風土と人間 時流におもねらない山国の住民
1章 信濃史のはじまり
 1 科学がときあかす原始の生活
    ナウマンゾウと石器
    縄文人の生活と信仰
 2 ムラからクニへ
    稲と鉄
    南と北の弥生文化
    墳丘墓の登場
2章 信濃国のなりたち
 1 古墳時代のシナノ
    古墳時代のはじまり
    前方後円墳の展開
    積石塚とカマド
    科野における国造制
    [コラム]三寅剣
    シナノから科野へ
 2 律令政治と信濃
    科野国の成立
    国府と国分寺
    [コラム]国符木簡と郡符木簡
    信濃の郡と郡司
    都へのみち,都からのみち
    都へ運んだ布
    馬と牧
 3 堀りだされた人びとの暮らし
    屋代木簡と古代の信濃
    堀りだされた水田とムラ
 4 領主と百姓
    東国の変動と信濃
    長者から領主へ
    摂関政治・院政と信濃
    信濃武士の登場
    [コラム]諏訪社と善光寺
3章 源平争乱から中先代の乱へ
 1 義仲・頼朝と信濃武士
    善光寺平の木曽義仲と南信濃の北条時政
    木曽義仲の戦死と比企能員
    平賀源氏と中・南信濃の動向
 2 信濃の鎌倉指向
    鎌倉の政争と信濃御家人の変動
    北条氏被官の台頭
    [コラム]中世の海外交流と信濃
    諏訪信仰の流布と北条氏
    善光寺信仰の発展と北条一門
    悪党・訴訟の増加
 3 京・鎌倉の板ばさみ
    幕府滅亡と当知行
    信濃の反乱と新政瓦解
    観応の擾乱と信濃
    軍事指揮権の分立と二人守護
4章 大塔合戦から川中島合戦へ
 1 将軍義満と信濃守護・国人
    管領斯波政権と信濃守護
    将軍義満・守護長秀と大塔合戦
    将軍による信濃直轄化と応永の平和
    関東争乱と南北の防衛線
    信濃における二人守護制
    国人の地域権力形成
 2 国ざかいのあらそい
    応仁・文明の争乱と国人の家臣団編成
    将軍・荘園領主の権力衰微
    松尾小笠原定基と知久頼元の台頭
    高梨氏の地域権力と越後・信濃の乱
    諏訪頼重の台頭と甲斐出兵
    佐久郡乱と武田・関東管領の介入 
 3 大名権力をよびこんで
    川中島合戦と信濃の統一
    武田領国制の特徴
    徳川・上杉・北条三氏の中部争奪戦
    秀吉政権と豊臣大名の登場
    [コラム]立屋喜兵衛の一代記
5章 信濃の中世社会と生活文化
 1 日本列島縦断の回廊と田舎の文化
    中世の交通革新
    中世の百姓像
    [コラム]赤沢氏と使節遵行
    都の花にわかれて
    国人と京文化
    [コラム]蜷川貞相と更級郡武水別神社
 2 下克上の社会と文化
    職人と百姓の群像
    高遠の大工池上氏と法華宗
    武装する一向一揆と門徒衆の離反
6章 小藩分立の信濃
 1 幕藩支配のなりたちと信濃
    豊臣政権下の信濃
    家康の信濃支配
    幕府領の配置と小藩分立
    城下町と街道の形成
    [コラム]城下町の町屋を掘る
    木曽山と伊那山
    善光寺・戸隠山・諏訪社
 2 村の形成と百姓
    検地と村の形成
    役儀と百姓身分
    小百姓の村へ
    [コラム]信州の「慶安御触書」
    家の成立と存続
    身分差別の姿
7章 村と町の暮らし
 1 貨幣を求めて
    農業の進歩
    商品作物のひろがり
    養蚕の発達と蚕種・製糸
    地場産業と中馬・通船
    民富の形成と階層分化
    村と町のあいだ
    [コラム]信州のお札
    惣百姓一揆から世直し騒動へ
 2 村のなかの暮らし
    一変した衣食住
    村絵図の世界
    村人の一年と一生
    増加する神々と祭り
    [コラム]アルプス開山-奥山と人の接触
8章 文化と社会意識
 1 底辺にとどいた文化
    文字社会の深まり
    寺子屋のひろがり
    一茶と文人結社
    新しい学問の潮流
    [コラム]蘭方医になった農民
    「信州人」意識
    外から村をみる目
    [コラム]温泉へ行こう
 2 維新前夜の信濃
    黒船来航と政局
    横浜交易と物価騰貴
    村方騒動と村の変化
    世直し待望
9章 近・現代の町村と民衆
 1 長野県の発足
    明治維新と民衆
    信州世直し一揆
    長野県・筑摩県の成立
    長野県の誕生と長野県制のはじまり
    [コラム]殖産興業に尽力した博物学者田中芳男
    移庁・分県運動と県民
 2 蚕糸業の盛衰と農村社会
    蚕糸王国長野県の誕生
    蚕糸業の隆盛から後退へ
    蚕糸業の衰退と電機・精密機械工業への変貌
    戸口の変動と農村社会
    [コラム]ブラジルから満州へ-全国一の満州移民送出県の思想
 3 躍動する民衆運動
    自由と平等を求めて
    大正デモクラシーと青年・女性たち
    女子参政権と廃娼および部落解放運動
    自由主義文化運動の展開
    労働者の人格権確立の闘い
    『二百万人の勝利』
    太陽と水と緑豊かな郷土をめざして
 4 教育・文化と農村社会
    「教育県」長野
    大正デモクラシーと信州教育
    二・四事件から六・三・三・四制へ
    [コラム]史資料保存と県立歴史館
         -修史事業と松代大本営地下壕

付録
 索引/年表/沿革表/祭礼・行事/参考文献
企画委員
 熱田公/川添昭二/西垣晴次/渡辺信夫