066.勝小吉と勝海舟 「父子鷹」の明治維新

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 自伝「夢酔独言」で知られる小吉と,江戸無血開城を成し遂げた海舟。激動する維新期を前後にして,下級の旗本社会出身として苦闘した,親子二人の生き方をたどる。
ISBN:
978-4-634-54866-4
シリーズ: 日本史リブレット人 66
著者: 大口勇次郎 
刊行:
2013年4月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
1.小吉の生涯 - 『夢酔独言』の世界
  父子鷹/養家と生家/少年時代/放浪と無頼/隠居の夢酔老/
  小吉のリテラシー

2.麟太郎の小普請組脱出 - 咸臨丸で太平洋を渡る
  16歳で家を継ぐ/オランダ語を学ぶ/ペリー来航/
  長崎海軍伝習所の3年/咸臨丸の艦長

3.神戸海軍操練所の時代 - 夢の実現に向けて
  幕府海軍の創建/家茂の英断 - 操練所開設/鎖港攘夷/
  神戸海軍操練所/海舟失脚

4.敗戦処理の海舟 - 幕府の最期を看取る
  しばしの閑居/長州戦争の後始末/大政奉還と海舟/
  1868(明治元)年の陸軍総裁/江戸城を開く

5.明治の海舟 - 「行蔵は我にあり」
  明治政府の役職に就く/伯爵に叙せられて/
  幕府時代の史料集 - 『吹塵録』など/
  海舟の幕末史観 - 『開国起原』など/
  晩年の海舟 - 家族・相続・主君 
メッセージ・あとがき:
勝小吉と勝海舟は,ともに閉塞した幕末江戸の下級幡本の世界に生まれた。小吉は脱出できなかったが,その代わりに自叙伝のなかでその生活ぶりを描写してくれた。海舟は,黒船来航を機に,みずから閉塞社会に風穴を開けて飛びだすことに成功し,幕末の陸軍総裁,明治国家の伯爵にまでのぼりつめた。1802年に生まれた親の小吉と,1899年に没した子の海舟が,二人して明治維新をはさむ十九世紀をフルに生きたストーリーである。