040.足利義政と日野富子 夫婦で担った室町将軍家

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 足利義政と日野富子が生きた時代は,中世後期といわれる室町・戦国期のなかでも,とくに為政者の姿勢がその時代の人びとに問われた時代であった。将軍家から民衆まで猿楽能に熱中するという,中世でもまれにみる混沌とし活気あふれるこの時代を,天皇家から民衆に至るさまざまな視点から描く。
ISBN:
978-4-634-54840-4
シリーズ: 日本史リブレット人 40
著者: 田端泰子 
刊行:
2011年7月
仕様: A5変型判  ・  100ページ
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目次:
自由・混沌・活力の時代の足利将軍家
1. 8代将軍義政の青年時代
  足利義満時代の歴史的意義/足利義教の恐怖政治/
  義政の将軍襲封/管領の交代/義政青年期の政治/
  近臣たちに囲まれる義政/波乱の長禄・寬正期/
  飢饉の終焉と糺河原猿楽/農民闘争と足利義政
2. 応仁・文明の乱
  乱の原因/乱の勃発と義政の態度/乱の変貌/
  終息に向かう応仁・文明の乱/乱の終息と御台所富子の政治
3. 乱後の将軍家
  義尚の成長/東山山荘と義政/御台所富子の役割/内裏の造営/
  治罰の御判を発給
4. 義政・義尚時代の終りと戦国の幕明け
  義尚政権の近江出征/義尚の死とその葬礼/
  将軍継嗣問題と義政の死/晩年の富子とその死 
メッセージ・あとがき:
足利義教時代の清算として期待された青年将軍足利義政,その政治は,今参局らからの口入を体質としたため,波乱の幕開けとなる。日野重子の死後,日野富子は義政の正室として政治や文化の舞台に登場し,応仁の乱中・乱後の混乱期に義政と役割を分担しつつ政権を担う。将軍家から民衆まで,猿楽能に熱中するという,混沌としつつ活気あふれる義政と富子の時代を,天皇家から民衆に至るさまざまな視点から描き出す。