《日本史リブレット人》028.法然 貧しく劣った人びとと共に生きた僧

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 法然は人間の平等を説き、共に支え合う社会をめざした。法然の歩みをたどる中で、その思想が登場した歴史的背景を解き明かすとともに、専修念仏が迫害された要因を最新の研究成果から考察する。
ISBN:
978-4-634-54828-2
シリーズ: 日本史リブレット人 28
著者: 平雅行 
刊行:
2018年6月
仕様: A5変  ・  96ページ
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目次:
鎌倉新仏教史観と法然
1.法然の前半生の歩み
2.法然の思想
3.建永の法難と法然
法然思想の現代的意味

貧しい人、愚かな人、劣った人・・・・・・、社会から見捨てられがちな人びとへの共感が、法然を独創的な思想家へと成長させた。人間の平等を説き、その能力差を否定して、人びとと共に生きる道を探った法然。その歩みと教えは、今のような時代にこそ、振り返って読みとかれる必要があるはずだ。