《新体系日本史》5.対外交流史

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5,500円 (税込)
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解説: 日本列島の黎明から太平洋戦争終戦までの対外交流の展開を捉え直した通史。時代や問題設定によって姿を変える「日本」の「内」と「外」の姿に視点をあて、「日本」・「日本人」とは何かという問題を掘りさげる。
ISBN:
978-4-634-53050-8
シリーズ: 新体系日本史 5
著者: 村井章介著・編  荒野泰典 著・編  石井正敏  千葉功 
刊行:
2021年8月
仕様: A5 上製  ・  520ページ
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目次:
序     村井 章介

1章 東アジア世界と倭人の登場      石井 正敏
 1―東アジア世界と考古学の成果 
 2―東アジア世界における倭人の登場と邪馬台国 
 3―大和王権の成立と朝鮮半島―七支刀と広開土王碑文 
 4―倭の五王の外交 
 5―朝鮮半島南部をめぐる三国の抗争と倭国

2章 遣隋使・遣唐使と文化交流      石井 正敏
 1―隋の成立と遣隋使 
 2―唐の成立と遣唐使(前期)
 3―白村江の戦いと戦後外交
 4―律令国家の完成 
 5―奈良時代の日唐交流と唐風文化 
 コラム 藤原仲麻呂の国際感覚―安史の乱情報と新羅征討計画     石井 正敏

3章 信使から商旅へ     石井 正敏
 1―新羅関係の推移 
 2―渤海との外交 
 3―律令的対外認識の破綻と排外意識の台頭
 4―東アジア国際貿易と日本
 5―境界地域の動きと最後の遣唐使計画
 コラム 渤海使節と詩を競う     村井 章介

4章 王朝国家と東アジア貿易ネットワーク     石井 正敏 
 1―東アジアの分裂と再編―宋成立まで     村井 章介
 2―日宋貿易の展開 
 3―日本と高麗 
 4―日本・宋・高麗三国間貿易と宋・契丹関係
 5―荘園公領制社会と対外関係
 6―武家政権の成立と対外関係
 7―自/他の意識からみた中世成立
 コラム 高麗国王の医師要請事件と対外観      村井 章介

5章 モンゴルの膨張とアジアの変貌      村井 章介
 1―高麗武人政権と鎌倉幕府
 2―アジアの蒙古襲来
 3―文永・弘安の役
 4―東シナ海貿易の隆盛と禅僧の往来
 5―列島周回航路の発達と蝦夷・琉球の文明化 
 6―建武新政の国際意識
 コラム 相続文書にあらわれた国家の境界      村井 章介

6章 冊封体制への参入と勘合貿易システム     村井 章介
 1―南北朝動乱と東アジアの情勢
 2―「日本国王源道義」
 3―勘合貿易の盛衰
 4―朝鮮に赴く倭人たち
 5―琉球王国の統一と中継貿易
 6―蝦夷社会の変貌 
 コラム 琉球・旧港往復文書にあらわれた地域間交流     村井 章介 
7章 倭寇的状況と世界史的日本の成立     村井 章介
 1―公的通交の衰退と倭寇的状況
 2―ヨーロッパの登場とアジア海域世界
 3―世界史のなかの「天下統一」
 4―中華への挑戦と挫折
 コラム 海賊と銀山―ヨーロッパ製地図のなかの日本     村井 章介

8章 東アジアの新国際秩序と日本型小帝国の構築     荒野 泰典
 1―日明国交回復政策とあらたな国際関係の展開 
 2―東アジアの国際情勢の変化と秀忠政権の対応
 3―華夷秩序・海禁体制の構築
 4―キリスト教禁圧と中華世界からの自立
 コラム 唐人町、長崎、南洋日本町     荒野 泰典 

9章 成熟する小帝国日本と変容する東アジア     荒野 泰典
 1―東アジアの平和と日本型小帝国の定着
 2―展海令から正徳新例へ―日中互市システムの確立
 3―日朝・日琉関係の手直し
 4―近世社会の成熟と中国市場圏からの自立
 5―外圧と海防の時代
 コラム 西欧人のみた近世日本と「鎖国」言説     荒野 泰典

10章 アジアの近代化と明治維新     荒野 泰典
 1―アヘン戦争の衝撃    千葉 功
 2―開港から幕府瓦解へ
 3―維新改革の正統性と軋轢
 4―外交体制の一元化
 5―「日本型一君万民体制」の創出 
 6―殖産興業と文明開化
 7―条約改正と日清戦争への道 
 コラム 「鎖国・開国」言説と「国民」文化の成立     荒野 泰典

終章 展望―日清戦争からアジア太平洋戦争へ     千葉 功
 1―日清~日露戦争期の日本外交
 2―日露戦後~第一次世界大戦期の日本外交 
 3―一九二〇年代の日本外交
 4―一九三〇年代~アジア太平洋戦争期の日本外交