《宗教の世界史》11.イスラームの歴史1 イスラームの創始と展開

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本体3,500円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 7世紀初頭の誕生から18世紀までの,イスラームの精神的・歴史的な展開とアジア・アフリカでのイスラーム化の進展を描きながら,イスラームが世界史に与えた影響を考える。
ISBN:
978-4-634-43141-6
シリーズ: 宗教の世界史 11
著者: 佐藤次高  堀井聡江  堀川徹  後藤明  杉本悠子  東長靖  森山央朗  深見奈緒子 
刊行:
2010年6月
仕様: 四六判  ・  296ページ
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目次:
序章 イスラームノ過去・現在・未来
    知と文明の創出
    「近代」との出会い
    未来へ向けての試練
第1章 世界史を変えるイスラーム
  1 イスラームの誕生
    イスラームとは何か
    イスラーム誕生の背景
    アラブ・ムスリムの征服活動
    古代オリエント世界からイスラーム世界へ
  2 イスラーム社会の形成
    イスラーム国家の建設
    イスラーム化の進展
    都市の文明イスラーム
    ウンマの拡大と分裂
  3 イスラーム文明の形成と拡大
    ウラマーの役割
    外来文明の吸収
    紙の普及と学問活動
    旅と移動の文明
  コラム
    ハディースのなかの女性教育
    イェルサレムの「岩のドーム」
第2章 ムハンマドの生涯とイスラーム
  1 七世紀初頭のアラビア
    都市性の豊かな社会-高度な農業と牧畜
    国家のない社会-自立した個人と系譜意識
    マッカとマディーナ-商人の町と小農村が散在する社会
  2 ムハンマドの生涯
    最後の審判を警告する神の使徒ムハンマド
    マッカの民に絶望するムハンマド
    ユダヤ教徒の訣別と、第三の一神教としてのイスラーム
    戦うムハンマド
    ムスリム社会の長としてのムハンマド
    アラビアの覇者ムハンマド
  3 ムハンマド亡きあとのイスラーム
    征服者集団の成立
    征服者集団の絆としてのイスラーム
    イスラーム法の成立への道
  コラム
    書物としてのクルアーン(コーラン)はだれが編纂したか
第3章 生活の指針シャリーア
  1 シャリーアとフィクフ-神の法の概念
    神の法の概念
    法学の根と技
    シャリーアの特徴
  2 法学の誕生
    大征服期の国家と法
    初期の法学と伝承主義
  3 イスラーム神学の影響
    ムルジア派
    ムータズィラ派からアシュアリー派へ
  4 シャリーアの完成
    シャリーア司法の確立とその影響
    スンナ派四法学派
    法理論の確立
  5 オスマン朝とシャリーア
    シェイヒュルイスラム
    ファトワーの意義
    買戻約款付売買
    現金のワクフ
  コラム
    シーア派のシャリ 
刊行にあたって:
テロの脅威とともに明けた21世紀。世界では局地的な戦争も多発し,これらさまざまな対立を背後に,「宗教」の影が見え隠れしています。宗教は現在の世界を考えるうえで,不可欠な要素です。
本シリーズでは,単に各々の宗教の歴史を通観するのではなく,人びとの生活のなかに息づく信仰に踏み込み,各宗教の地域的な広がりにも着目して,現実に宗教が人間の歴史にどうかかわってきたのか,聖と俗の両面から「歴史のなかの宗教」を考えます。