《世界史リブレット》 074.啓蒙都市ウィーン

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802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 啓蒙の思想がヨーロッパを覆った18世紀。遅れて「改革」の時代を迎えたオーストラリア啓蒙主義の展開過程を,近代化の進むウィーンの社会と文化の諸相を中心に描く。
ISBN:
978-4-634-34740-3
シリーズ: 世界史リブレット 74
著者: 山之内克子 
刊行:
2003年1月
仕様: A5変型判
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目次:
「光の世紀」と啓蒙専制主義
1.改革の時代と都市の変容
2.新しい都市の文化
3.啓蒙の都市空間
4.近代的都市生活の成立  
メッセージ・あとがき:
合理的思想と自然科学が波及し,「光の世紀」と呼ばれたヨーロッパの18世紀。啓蒙主義の伝播が遅れ,真の「近代的改革」の不在がいわれてきた
オーストリアでも,新思潮は確実に浸透しつつあった。
啓蒙専制君主ヨーゼフ二世による「都市近代化」が人びとに与えたものは,束の間の残像などでは決してない。
それは,都市の社会文化を規定する,根底的変革をもたらしたのだ。
「光の世紀」が喚起した,これら社会文化史的変容の諸相を探る。