《世界史リブレット》 024.中世ヨーロッパの農村世界

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 中世ヨーロッパの農村は,そのイメージと異なり,自治と自由のもとで活力にあふれている豊かな世界だった。最新の研究成果を盛り込み,その実像に迫る。
ISBN:
978-4-634-34240-8
シリーズ: 世界史リブレット 24
著者: 堀越宏一 
刊行:
1997年5月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
ヨーロッパ中世のなかの農村と農民
1.中世農村を取り巻く自然
2.フランク時代の農村
3.中世農村の成立
4.黄昏の中世農村  
メッセージ・あとがき:
紀元千年以降,ほとばしるような活力にあふれた中世の農民たちは,未開の森林を切り開き,耕地にかえていった。
これこそヨーロッパ世界を誕生させた力の源だった。
そこで生まれた村落共同体や新しい身分の秩序は,領主の一方的な支配のもとに置かれていたわけではなく,自治と自由の色彩を帯びる場合も多かった。
近世に登場する国家の管理によって失われてゆく中世ヨーロッパの農民世界を追体験してみよう。