文学で読む日本の歴史 近世社会篇

日本中世史の大家が書き下ろす日本通史シリーズの「近世社会篇」
価格
本体1,800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 長く続いた戦国時代が終わり、家康の大御所政治の後、島原の乱や寛永の大飢饉など不安定な出来事が続く社会情勢の中で、徳川二代将軍・秀忠から八代将軍・吉宗までの将軍職が、幕藩体制の整備確立のためにどのような課題に挑戦していったかを辿る。その時代を生きた民衆の聲を『醒酔笑』などから読みとり、世相への警告を儒学者・荻生徂徠の『政談』から生き生きと甦らせる。

著者がめざすものはこれまでの各分野をばらばらに並列的に叙述する通史ではなく、政治・社会・経済・文化などの諸分野の横の連関が見えてくる「全体史」である。
ISBN:
978-4-634-15148-2
シリーズ: 文学で読む日本の歴史
著者: 五味文彦 
刊行:
2019年2月
仕様: 四六
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目次:
はじめに

1 士民の所帯と秀忠政権
 一 秀忠上洛と京の町人文化
 二 町人と百姓の所帯
 三 武家と公家衆の所帯
 四 対外政策と公儀秩序

2 家光政権の天下仕置
 一 家光政権と島原の乱
 二 牢人と寛永の大飢饉
 三 農村と城下町
 四 幕府統制の浸透

3 寛文・元禄期の民間社会
 一 幕府統制下の職業人
 二 四民の職業
 三 浪人と道の巧者たち
 四 元禄文化の精神

4 公儀政治と大衆社会
 一 徳川綱吉の政治
 二 元禄の政治と大衆社会
 三 元禄政治への失望
 四 正徳の治と新井白石

5 幕藩制と吉宗政権
 一 吉宗の「制度設計」
 二 士農工商の身分と制度
 三 多様な身分編成
 四 物流と交通の経済システム

6 徳川日本の国家制度
 一 財政再建の道筋
 二 享保の大飢饉とその影響
 三 制度整備の総仕上げ
 四 吉宗政権の遺産と新たな動き

史料と参考文献
おわりに
既刊書目次
人名索引