《世界歴史の旅》パリ 建築と都市

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解説: 中世以来の建築と前衛的な建築とがみごとに調和したパリ。建築と都市空間に焦点を合わせてパリの街を案内する。
ISBN:
978-4-634-63300-1
シリーズ: 世界歴史の旅
著者: 福井憲彦  稲葉宏爾 
刊行:
2003年6月
仕様: A5判  ・  192ページ
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目次:
第Ⅰ部 建築でたどるパリの歴史
 0.都市空間としての歴史的拡大
 1.ガリアの拠点からローマ帝国の都市へ
 2.現代に生きる中世の面影
 3.ルネサンスと絶対王政下のパリ
 4.バロック的都市改造
 5.啓蒙のアーバニズム
 6.ナポレオン3世とオスマンによる大改造
 7.19世紀末とベル・エポックの想像力
 8.近代建築と公共集合住宅の時代
 9.戦後復興からプラン・プロジェへ
コラム
 1.フランソワ・マンサール,ジュール・アルドゥアン・マンサール
 2.クロード・ニコラ・ルドゥ
 3.ジャック・イニャス・イットルフ
 4.ヴィクトル・バルタール
 5.ジョルジュ・ウジェーヌ・オスマン
 6.ジャン・シャルル・アドルフ・アルファン
 7.フュルジャンス・ビヤンヴニュ
 8.オーギュスト・ペレ
 9.フレデリック・アンリ・ソヴァージュ
 10.ル・コルビュジエ
第Ⅱ部 歩いて眺めるパリの町と建築 14コース
 カルチエ・ラタン,マレ,フォーブール・サン・ジェルマン界隈,
 パサージュとギャルリ,レオミュール通り,モンマルトル,
 トロカデロとグロ・カイユー、オートゥイユ、ラ・ヴィレット、
 ビュット・ショーモン,14区のアトリエ建築,
 モンスリ公園と国際大学都市,ゴブランとビュット・オ・カイユ,
 ベルシーとトルビアック
コラム
 古い建物の修復・再生工事
 通りと番地のシステムと表示板
 通りの喧噪と隔絶する中庭構造
 キオスク・ア・ミュジック
 パリ屋のガラス絵
 パリの屋根
 窓辺の鉄柵
 フォンテーヌ,さまざまな泉

参考文献/索引  
メッセージ・あとがき:
ノートルダム大聖堂がそびえるシテ島とセーヌの河畔は,ユネスコの世界文化遺産に指定されている。中世以来の建築が,都心の基本景観を形成している歴史都市パリ。そして,エッフェル塔,アール・ヌーヴォーの地下鉄駅,ル・コルビュジエの近代建築,ポンピドゥ・センターやガラスのピラミッドと,つねに先端的建築を生んで来たパリ・・・・・・。歴史遺産と前衛的な建築とがみごとに調和した奇跡の街パリは,これからも世界の"花の都"でありつづけるであろう。