《日本史リブレット人》095.美濃部達吉と吉野作造 大正デモクラシーを導いた帝大教授

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 政党内閣誕生に貢献し,日本の民主主義の礎を築いた美濃部と吉野。両者の奮闘と軍部の台頭による挫折から,戦前の民主的思想の問題や,背後にある政治・社会について考える。
ISBN:
978-4-634-54895-4
シリーズ: 日本史リブレット人 95
著者: 古川江里子 
刊行:
2011年7月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
美濃部と吉野を考察する意味
1.大正デモクラシーと美濃部、吉野
  美濃部の生涯/吉野の生涯/大正デモクラシーとは/
  大正デモクラシーの背景
2.帝大教授としての美濃部と吉野
  東京帝大法科大学/帝大教授の社会的位置/
  帝大法科教授、美濃部と吉野の自己意識
3.美濃部の天皇機関説
  明治憲法と明治憲法体制/
  美濃部以前の帝大法科大学の憲法学説/美濃部の天皇機関説/
  明治期の天皇機関説論争
4.吉野作造の民本主義
  民本主義とはなにか/上からの民本主義/民本主義論争
5.大正デモクラシーの展開と挫折
  第一次護憲運動から原敬内閣/第二次護憲運動以後/
  浜口雄幸内閣から五・一五事件前後/天皇機関説事件
今日への遺産 
メッセージ・あとがき:
大正デモクラシーを先導し,議会・政党政治危機の時代には軍部に敢然と異を唱え,議会・政党政治の擁護と対外膨張阻止に全力をそそいだ美濃部と吉野。彼らの提言に従っていたら,戦争は起こらなかったはずである。なぜ,彼らの主張が危機の時代,その真価を問われるときに影響力をおよぼせなかったのか。それを問うことは,民主主義時代の私たちが,よりよき選択を行うために不可欠である。その答えを,当時の政治社会と彼らの言動から模索していきたい。