《日本史リブレット》077.対馬と海峡の中世史

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 韓国から50㎞たらずの位置にある国境の島,対馬。ある時には戦争の舞台や前線基地ともなったこの島に生きる人びとは,ながく朝鮮半島と日本をつなぐ交流の架け橋となり,多様な関係を築いてきた。東アジア世界の変容や日本国内の動向が,この島にもたらしたものは何であったのか?今日まで続く対馬と朝鮮半島との交流の原点を,中世にさぐる。
ISBN:
978-4-634-54689-9
シリーズ: 日本史リブレット 77
著者: 佐伯弘次 
刊行:
2008年4月
仕様: A5変型判  ・  112ページ
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目次:
中世の対馬と海峡
1.応永の外寇から平和通交の時代へ
  応永の外寇/拘留された人びと/通交の制限から条約締結へ/
  対馬島漁民、孤草島へ出漁/
  『海東諸国紀』にみえる対馬の通交者/当国・高麗の諸公事/
  朝鮮使節のみた中世の対馬/対馬島主の館
2.外交官・通交者・商人・海民
  中世対馬の外交官・宗国幸一族/宗国幸家の朝鮮貿易/
  『海東諸国紀』にみえる大浦宗氏と朝鮮/
  十六世紀の大浦宗氏と朝鮮/廻船商人と交易/海民と製塩/
  多様な漁業/曲海士の活動/中世の尾崎と朝鮮/早田氏の動向/
  流通の拠点としての尾崎地域-「陸地・高麗の商帰朝の舟」
3.三浦・後期倭寇・遺跡
  三浦恒居倭の活動/対馬と三浦/三浦恒居倭の終焉/
  後期倭寇の活動/対馬宗氏の朝鮮政策/津島島内の防衛強化/
  対馬宗氏の情報ネットワーク-壱岐・博多・赤間関・肥前/
  中世の遺跡は語る/陶磁器の意味するもの
近世へ、そして現代へ 
メッセージ・あとがき:
韓国から50㎞足らずの位置にある国境の島・対馬。
よく晴れた日には,韓国の山々や釜山の町の灯りが見える。
この山ばかりの島,ながく朝鮮半島と日本をつなぐ交流の架け橋であり,またある時には,戦争の舞台や前線基地ともなった。
倭寇,宗氏,その家臣団,貿易商人,農民や海民たち。
この島に生きる人びとは,朝鮮半島や九州と多様な関係をもってきた。
東アジア世界の変容や日本国内の動向が,この島にもたらしたものは何であったのか?
今日まで続く対馬と朝鮮半島との交流の原点を中世にさぐる。