《日本史リブレット》017.古代寺院の成立と展開

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 仏教の受容とともに造営された寺院の変遷,伽藍配置・軒瓦の地方への波及,国分寺の造営などの具体例を通して,律令国家の成立とともに 展開される寺院の姿を描く 。
ISBN:
978-4-634-54170-2
シリーズ: 日本史リブレット 17
著者: 岡本東三 
刊行:
2002年1月
仕様: A5変型判  ・  112ページ
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目次:
仏教伝来の意味するもの
1.仏教受容の原風景
  受容時の王権の態度/古墳から寺院へ/仏教受難の道のり/
  王都飛鳥につくられた寺院
2.「法の興りし寺」飛鳥寺建立
  飛鳥寺の造営過程/寺院造営の新技術と基準尺/伽藍の建設/
  飛鳥寺式伽藍と四天王寺式伽藍/瓦からみた初期寺院の実態
3.大王家の寺々と国家仏教へ
  大王家の寺-百済大寺/吉備池廃寺の発掘/
  大化改新と仏教政策/大臣の寺-山田寺と安部寺/
  山田寺式軒瓦の地方への波及
4.国家仏教への道
  天智朝の寺院-川原寺と南滋賀廃寺/
  川原寺式軒瓦の広がり-勧世音寺と下野薬師寺/
  再建法隆寺の年代/法隆寺西院伽藍と法隆寺式軒瓦/
  天武朝の仏教奨励策-藤原京内の寺院
5.鎮護国家の寺々-国分寺の造営
  平城京の七大寺/寺院併合令/大仏造立と東大寺の造営/
  鎮護国家-国分寺造営/農村につくられた寺 
メッセージ・あとがき:
仏教が伝来した六世紀後半から七世紀代の日本列島は,古代国家形成へ向けての激動の国際化時代であった。
それは,鎖国から開港へと歩みはじめた「近代化」の軌跡に匹敵する,日本の「古代化」という大きな画期であった。
目にすることのできない伝来当時の仏教を,文献史料・発掘された寺院跡や瓦の変遷から考察し,古代国家形成期の仏教が,如何なる目的で受容され,全国に波及していったのかを考えてみたい。