《史学会シンポジウム叢書》近世の地域と中間権力

価格
本体4,200円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 2010年の史学会大会の近世史部会でおこなわれたシンポジウム「近世の地域と権力」の成果をもとに,19世紀に登場する新たな社会的諸課題(対外的危機の浮上・全国的流通構造の変容・幕長戦争・幕末インフレなど)に直面して,地域はいかなる変容を迫られたのか,をまとめた1冊。
ISBN:
978-4-634-52361-6
シリーズ: 史学会シンポジウム叢書
著者: 吉田伸之  志村洋 
刊行:
2011年12月
仕様: A5判  ・  328ページ
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目次:
はしがき
Ⅰ部 大庄屋・惣庄屋
 1章 幕末の軍夫・農銃徴発と大庄屋 - 松本藩を事例に
   はじめに
   1 長州戦争期の百姓動員
   2 戊辰戦争期の農銃・農兵
   3 ペリー来航期の異国船警衛
   おわりに
 2章 十九世紀熊本藩の惣庄屋制と地域社会
       - 阿蘇郡北里手永を中心に
   はじめに
   1 十九世紀の藩政と惣庄屋制
   2 世襲惣庄屋の罷免と転勤惣庄屋の赴任
   3 転勤惣庄屋と地域社会
   おわりに
 3章 久留米藩における寛政四年在方諸割賦の主法替りと大庄屋
   はじめに
   1 久留米藩の在方支配と寛政以前の税制
   2 寛政四年「諸出銀高減少之儀」の仰せ渡し
   3 寛政の主法替りと大庄屋の参会
   4 手続きと在地社会にかかる諸割賦の概要
   おわりに
 4章 武蔵国川越藩の頭取名主と海岸防備
   はじめに
   1 川越藩の支配と頭取名主制
   2 海防体制構築時の諸負担
   3 異国船来航時の諸負担
   おわりに

Ⅱ部 豪商・町役人
 5章 江戸町名主の社会的位置
       - 大伝馬町名主馬込家を事例として
   はじめに
   1 馬込家の縁戚
   2 同役の名主
   3 支配町の住民
   4 宇都宮藩戸田家
   おわりに
 6章 幕末維新期幕府領陣屋元村豪農商の金融
       - 備中国窪屋郡倉敷村大橋家を事例として
   はじめに
   1 備中国窪屋郡倉敷村
   2 豪農商大橋家の経営
   3 大橋家と幕藩領主
   4 近代の大橋家
   おわりに
 7章 近世中後期における豪商の政治的立場と地域社会
       - 近江日野商人中井家を事例として
   はじめに
   1 日野大窪町と中井源左衛門
   2 触元・大庄屋としての中井源左衛門
   3 御仕送り制度と中井源左衛門
   むすびにかえて
 8章 問屋と惣町 - 文化年間、信州飯田紙問屋騒動再考
   はじめに
   1 紙問屋騒動
   2 飯田城下の町役人と組頭
   おわりに

あとがき