《イスラームを知る》16. スーフィー教団 民衆イスラームの伝統と再生

価格
1,320円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: イスラームは厳格な一神教として知られるが、その背後には人々の生活に根ざした多様な信仰が存在する。こうした「民衆のイスラーム」を担ったスーフィーの姿や教団の歴史を、エジプトの事例から探る。
ISBN:
978-4-634-47476-5
シリーズ: イスラームを知る 16
著者: 高橋圭 
刊行:
2014年7月
仕様: A5判  ・  112ページ
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目次:
民衆のイスラーム

第1章 スーフィー教団の成立
  スーフィズムの誕生とその展開
  ムスリム政権とスーフィーたち
  修行道から流派へ
  スーフィー教団の出現
  教団組織の実態

第2章 ムスリム社会のなかのスーフィー教団
  民衆とスーフィー教団
  倫理・聖性・娯楽
  教団の社会的役割

第3章 イスラーム改革運動とスーフィー教団批判
  スーフィー教団批判の「伝統」
  イスラーム改革運動
  権威の見直し - ムハンマド・アブドゥ
  神秘主義伝統の否定 - ラシード・リダー

第4章 近代国家とスーフィー教団
  教団管理制度の誕生
  教団の公認化
  ダウサ禁止令
  教団改革とスーフィー評議会
  教団の組織化
  聖性・娯楽の排除とズィクルの規律化

第5章 現代スーフィー教団の再生
  残された課題
  教団の周縁化
  改革派教団の出現
  イスラーム復興とスーフィー教団

コラム
  01 人々の暮らしに生きるスーフィー儀礼
  02 ハサン・バンナーとスーフィー教団
  03 「アラブの春」とスーフィー教団

参考文献
図版出典一覧 
メッセージ・あとがき:
イスラーム教徒の考え方や行動の様式は,日本人の場合とはかなり異なっている。そこにイスラーム理解の難しさもあるし,同時にイスラームを知る意義もあるといえよう。現代の私たちは,グローバル化したイスラームの宗教や文明に向き合い,これをさらに深く理解する必要に迫られている。「イスラームを知る」シリーズは,全国的な共同研究「NIHU(人間文化研究機構)プログラムイスラーム地域研究」の成果であり,異文化理解へ向けて信頼ある案内役を果たしてくれるものと信じている。