《シリーズ国際交流》5. 翻訳と日本文化

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解説: 日本の文化にとって「翻訳」のはたした役割は大きい。 古代から現代にいたる翻訳の具体例をとりあげながら,その歴史的・文化的意味を探る。
ISBN:
978-4-634-47150-4
シリーズ: シリーズ国際交流 5
著者: 劉岸偉  吉田忠  米井力也  高橋英夫  ロイヤル・タイラー  芳賀徹  井波律子 
刊行:
2000年4月
仕様: 四六判  ・  216ページ
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目次:
はじめに
Ⅰ 翻訳が紡ぐ日本文化史
    名詩名訳の文化史的系譜―異文化遭遇の現場
    日本人の教養の伝統をめぐって―中国文学・文化受容史
    受胎告知―キリシタンの翻訳と絵画
    『解体新書』から『西洋事情』へ
        ―言葉をつくり,国をつくった蘭学・英学期の翻訳
    中国における「翻訳」と近代ヨーロッパ
        ―言語に見る中日文化変容の軌跡
    ドイツ近代思想と日本人
Ⅱ 訳される日本文学
    ただいま翻訳中―三つ目の英訳『源氏物語』
    ■「村上春樹と翻訳」をめぐる三つのエッセイ■
       象のつくり方―村上春樹を訳して
       冒険の時代―韓国の「村上春樹現象」
       翻訳することと,翻訳されること
    俳句は英訳できるのか
        ―翻訳という営みの本当の意味を考えるために
Ⅲ 翻訳の舞台裏
    翻訳ビジネスの舞台裏
    翻訳と外交
    映画字幕の世界と翻訳者― 一秒四文字の決断
Ⅳ 座談会
    日本という翻訳の宇宙―文化を映す翻訳・翻訳が映す文化
あとがき