《YAMAKAWA SELECTION》イラン史

価格
1,430円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 米国中心の国際秩序の中で「テロ国家」認定を受け孤立化してきたイラン。近年、中国とのパートナーシップを模索するなど今後の国際関係を考える上で大きな鍵となり得る同国について、主権国民国家となる以前の動きも含めて歴史をたどる。
ISBN:
978-4-634-42388-6
シリーズ: YAMAKAWA SELECTION(山川セレクション)
著者: 羽田正  清水宏祐  井谷鋼造  八尾師誠  松永泰行 
刊行:
2020年12月
仕様: B6変  ・  304ページ
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目次:
『山川セレクション イラン史』への序文  羽田 正 

第1章 イラン世界の変容  清水 宏祐
 ❶「イラン」をどう考えるか
 ❷イラン系独立王朝
 ❸トルコ人の改宗とトルコ系王朝の出現

第2章 トルコ民族の活動とモンゴル支配時代  井谷 鋼造
 ❶トルコ民族とイラン史
 ❷イラン地域の十一~十四世紀の諸国家
  
第3章 ペルシア語文化圏の形成と変容  羽田 正
 ❶十五世紀のペルシア語文化圏
 ❷サファヴィー朝の時代
 ❸サファヴィー朝の崩壊と十八世紀のイラン高原

第4章 近代イランの社会  八尾師 誠
 ❶ガージャール朝の成立と国際関係
 ❷列強の進出とイランの従属化
 ❸抵抗の始まりと改革の試み
 ❹ナショナリズムの出現と立憲革命

第5章 国民国家への道  八尾師 誠・松永 泰行
 ❶試練に立つイラン・ナショナリズム
 ❷国民国家への途
 ❸パフラヴィー体制とイラン社会
 ❹イスラーム革命と現代