《世界史リブレット》 121.アフリカの植民地化と抵抗運動

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802円 (税込)
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解説: 19世紀後半,列強諸国が熾烈な植民地分割競争を繰り広げるアフリカで展開されたさまざまな抵抗運動。運河・鉄道建設によって開始された植民地化に対する抵抗,ズールーやダホメなど諸王国の戦い,微税や土地をめぐる闘争,宗教結社の運動を具体的に紹介し,20世紀の脱植民地化・パン・アフリカ運動へと至る抵抗運動の軌跡を明らかにする。
ISBN:
978-4-634-34959-9
シリーズ: 世界史リブレット 121
著者: 岡倉登志 
刊行:
2010年7月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
「文明の使命」と「未開・野蛮な」黒人たち
1.運河・鉄道建設と抵抗運動
2.王国の植民地化
3.徴税・土地収奪と抵抗運動
4.宗教結社と抵抗運動  
メッセージ・あとがき:
19世紀末,「文明の使命」の名のもとに繰り広げられたヨーロッパ列強による分割競争。
運河の開削や鉄道の建設により開始された植民地化はアフリカ諸王国の抵抗を武力で圧倒し,大陸各地で進められた。
土地の収奪や理不尽な徴税に対する抵抗運動はやがて,脱植民地化をめざすパン・アフリカ運動にいたり,20世紀後半のアフリカ諸国の独立へと結実する。
アフリカの植民地化と人々の抵抗のプロセスをたどってみたい。