《世界歴史の旅》三国志の舞台

価格
2,750円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 1800年の時空を超えて三国志の世界は中国の人々の心の中に生き続けてきた。英雄ゆかりの地,子孫の村など各地に点在する三国志の史跡を史実と比較しながら紹介する。
ISBN:
978-4-634-63360-5
シリーズ: 世界歴史の旅
著者: 渡邉義浩  田中靖彦 
刊行:
2004年8月
仕様: A5判  ・  132ページ
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目次:
第Ⅰ部 三国志の歴史
 1.三国志のあけぼの
 2.乱世の姦雄,天下に挑む
 3.臥龍飛翔の刻
 4.江東の小覇王
 5.諸葛の大名,宇宙に垂る
 6.秋風五丈原
 7.英雄たちの息吹
第Ⅱ部 三国志の旅
 1.桃園結義
  涿州
   張飛古井,楼桑廟三義宮
  鄭州
   虎牢関
 2.曹魏古跡
  亳州
   曹氏公園,三国攬勝宮,地下道,華佗紀念館,花戯楼,薬都・酒郷
  官渡
   官渡古戦場展示館
  許昌
   曹魏古城,馬騰墓,春秋楼,〓(さんずい+覇)陵橋
 3.三顧の礼と赤壁大戦
  襄樊
   檀溪,隆中
  当陽
   関陵
  荊州
   関帝廟,荊州市中央医院
  赤壁  
 4.孫呉の地
  武漢
  鎮江
   北固山,魯肅墓跡,算亭,西津渡街
  廬江
  合肥
   逍遙津公園,曹操教弩台,合肥新城
  馬鞍山
  南京
   石頭城,孫権墓
 5.巴蜀紀行
  成都
   万里橋,武侯祠,杜甫草堂,黄忠村,永陵
  綿陽
   富楽山,蒋琬墓
  徳陽
   龐統祠
  広漢
  大邑
 6.三国志の黄昏
  洛陽
   関林
  長安近郊
   宝鶏,五丈原,葫蘆谷
  漢中
   「袞雪」
   石馬
   虎頭橋
  勉県
   木牛流馬製作所,古陽平関,諸葛亮読書台,馬超祠,諸葛亮墓,
   定軍山
 7.今に生きる三国志
  蘭溪
   諸葛村
  富陽
   化竹村,龍門鎮,上村,曙星村

コラム
 赤兎馬
 虎牢関の位置
 「亳州」は何と読む?
 劉曄と発石車
 曹操と光武帝劉秀
 「許昌」の名はいつできた?
 孔明躬耕地,何くに在りや
 「小覇王」の称号とその真価
 漢寿亭侯と「降漢不降曹」
 三峡ダムと白帝城
あとがき

参考文献/三国人物小事典/三国志年表/地名・史跡名索引  
メッセージ・あとがき:
3世紀の中国では,魏・蜀・呉の三国が互いの存亡を賭けて争いを続けていた。次代を切り開く英雄の曹操,天才軍師と称えられる諸葛亮の輔佐を受けた劉備,友情で結ばれた周瑜が支える孫策,孫権。彼ら英雄の息吹は,1800年の時空を超え,21世紀に至る今も多くの遺跡を残している。本書は,その三国志の舞台を旅するための手引きである。