020.清少納言と紫式部 和漢混淆の時代の宮の女房

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 『枕草子』と『源氏物語』は、歴史の流れのなかで生み出された。多くの共通点をもつ二人の文化的背景を読み解きながら、彼女たちが才能を開花させた和漢混淆の時代を描く。
ISBN:
978-4-634-54820-6
シリーズ: 日本史リブレット人 20
著者: 丸山裕美子 
刊行:
2015年10月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
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目次:
和漢混淆の時代の女流文学

1.一条天皇とその後宮
  一条天皇の時代/一条天皇の後宮 - 中宮定子/
  昨は禁家,今は滅亡/一条天皇の後宮 - 中宮彰子

2.女房たちの世界
  女房名について/内の女房,宮の女房/女房たちの職務と経済基盤

3.受領の娘,受領の妻
  受領とは/清少納言の父と兄弟/清少納言の夫/紫式部の父と夫
4.女性の日記と男性の日記
  女性の日記/『枕草子』と『権記』/
  『紫式部日記』と『御産部類記』「不知記」/歴史的な制約
歴史の流れのなかで 
メッセージ・あとがき:
すぐれた文学作品は,歴史的な流れと無関係には生まれない。『枕草子』と『源氏物語』という文学史に輝く作品を生み出した二人の女性,清少納言と紫式部には多くの共通点がある。ともに一条天皇の中宮の女房であったこと,受領の娘であり妻であったこと,漢学の教養を備えていたこと。彼女たちの作品は,また摂関記期の政治情勢による制約を受けていた。和漢混淆の貴族社会のなかで才能を開花させた二人の女性が生きた時代を描いてみたい。