《日本史リブレット人》012.空海 日本密教を改革した遍歴行者

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 整備途上にあった日本の仏教に大きな役割を果たした空海。通説でいわれる奈良仏教との関係や,空海の伝記には多くの問題点が指摘されている。それらを踏まえて空海の生涯と時代を照射しなおす。
ISBN:
978-4-634-54812-1
シリーズ: 日本史リブレット人 12
著者: 曾根正人 
刊行:
2012年7月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
平安新仏教とはなにか
1.空海仏教の背景
 インド仏教から日本仏教へ/民衆の信仰/南都仏教と平安新王朝
2.若き日の空海
 佐伯氏と阿刀氏/明星飛来/長安への道
3.密教受法
 唐代密教の位相/恵果の密教/阿闍梨空海
4.最澄と空海
 最澄の活躍/交流の始まり/交流の終り
5.真言宗創設そして入定
 奈良密教と真言密教/真言宗公認/空海の手法/仏教者空海の像
日本仏教の形成  
メッセージ・あとがき:
「私は、永遠に高野山に帰ろうと思う」。遍歴修行と呪術の世界から出発して、真言密教に行き着いた空海。入唐帰国後、最澄や南都学匠とともに、顕密仏教というはじめての正統日本仏教を形成した空海。彼が後半生をかけたのは、真言密教を、南都六宗や天台宗と同じ正統教学宗派にすることであった。だが一方でその心は、つねに遍歴修行の世界にあった。死期の近づいた空海は、弟子たちにこの言葉を残し、高野山に籠るのである。