《日本史リブレット人》003.蘇我大臣家 倭王権を支えた雄族

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 稲目・馬子・蝦夷・入鹿と大臣を世襲した蘇我氏。彼らは王権内で生き抜くために、外戚関係をつくり、群臣の支持獲得に努めた。最新の研究成果から蘇我氏盛衰の経緯と要因を探り、彼らの等身大の姿を考える。  
ISBN:
978-4-634-54803-9
シリーズ: 日本史リブレット人 3
著者: 佐藤長門 
刊行:
2016年5月
仕様: A5変型判  ・  112ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
大臣と合議制
1.蘇我稲目
2.蘇我馬子
3.蘇我蝦夷・入鹿
その後の蘇我氏  
メッセージ・あとがき:
大臣職を世襲した蘇我氏の「等身大」の姿とはどのようなものだったのか。彼らは外戚関係の形成に尽力しつつ、群臣合議を主導して多数派工作を行うことにより、王権内で生き抜くことを模索した一族であった。しかし冠位十二階の制定で、結果的に蘇我氏が孤立化・独善化していくと、王族や群臣層の支持を急速に失っていく。本書は最新の王権研究の成果をふんだんに取り入れ、蘇我氏盛衰の経緯と要因について探っていく。