001.卑弥呼と台与 倭国の女王たち

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 「魏志倭人伝」の記述や最新の考古学的成果を基礎として,近年有力となった畿内説の立場に立ちながら,東アジア史の観点から卑弥呼の王権と公孫氏や魏王朝との外交関係を検討する。また,鏡の祭祀や前方後円墳の成立プロセスについても考察する。
ISBN:
978-4-634-54801-5
シリーズ: 日本史リブレット人 1
著者: 仁藤敦史 
刊行:
2009年10月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
邪馬台国と卑弥呼
1.外国史料としての「倭人伝」
  枠組みの相対化/「倭人伝」の史料批判/史料としての『三国志』/
  内容の区分/「倭人伝」の原史料/邪馬台国論争
2.倭国と倭国王の成立
  倭国王の成立/倭国の成立過程/中国の国内支配方式/
  「国」の用例/「東夷伝」の王号
3.卑弥呼と公孫氏・魏王朝
  卑弥呼と公孫氏/公孫氏政権/公孫氏と魏王朝/公孫氏と呉王朝/
  卑弥呼と魏王朝/女王国・倭女王・親魏倭王
4.卑弥呼王権の特質―鬼道と親魏倭王
  鬼道/親魏倭王/「倭国乱」と卑弥呼/「まつり」と「まつりごと」/
  古墳祭祀/晋への遣使/ヤマト王権への展望 
メッセージ・あとがき:
女王卑弥呼の都とされる邪馬台国はどこにあったのか。
「魏志倭人伝」の記述や最新の考古学的成果を基礎として,近年有力となった畿内説の立場に立ちながら,東アジア史の観点から卑弥呼の王権と公孫氏や魏王朝との外交関係を検討する。
鬼道を駆使する卑弥呼は,普遍性を有する鏡の祭祀により,倭国乱により疲弊した大人層の支持を得て「共立」される。
そこでは,鉄資源や先進文物の流通をコントロールすることにより倭国王としての求心性が維持されていた。