002.縄文の豊かさと限界

価格
本体800円 + 税
在庫: 在庫あり
解説: 一万年にわたり独特の変化をとげた縄文文化。自然に支配されるものから自然を作り変えるものへの成長の過程を,その豊かさの中にある限界をも視野に入れ,縄文時代の実像を解き明かす。
ISBN:
978-4-634-54020-0
シリーズ: 日本史リブレット 2
著者: 今村啓爾 
刊行:
2002年11月
仕様: A5変型判  ・  100ページ
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目次:
1.縄文文化の誕生
  地球の運動と気候変動と人類文化/土器出現の状況/土
  器の起源/河川漁労による定住化傾向
2.縄文的生活の確立と繁栄
  南九州における定住のはじまり/縄文と定住/北への広がり/
  繁栄の頂点へ
3.縄文人の生活と社会
  食料の獲得/狩猟/漁労/植物質食料の採集/衣服と装飾/
  住居/集落/縄文人の智恵/祭祀と葬送/集団間・地域間の交渉/
  縄文社会の水準
4.縄文的生活の行き詰まりと農耕への模索
  安定と不安定/西日本の後晩期/弥生時代の開始/
  縄文文化以後の日本列島 
メッセージ・あとがき:
氷河時代が終わり,温暖化する日本列島に桜前線のように広がった縄文文化。
列島の自然のすみずみにまで適応し,一万年にわたり独特の変化をとげたこの文化こそ,日本の歴史の幕開けというにふさわしい。
それはまた歴史の最初の主題が人間と自然の関係にあることを教えてくれる。
自然に支配されるものから自然を作り変えるものへの成長。
しかし自然はときに厳しい試練をもって応じた。
人間たちは結びつき,補い合い,そして神に祈った。