富士山御師の歴史的研究

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本体11,000円 + 税
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解説: 第34回野口賞・郷土研究部門(主催:山梨日日新聞社・山梨放送・山梨文化会館)を受賞いたしました。

江戸時代に100余りの御師宿坊があり繁栄した川口村(現,富士河口湖町)をはじめとした,富士山をとりまく御師集落の,宿泊経営・富士山参詣とその由緒・御師町の空間構造などを考察する。
ISBN:
978-4-634-52014-1
著者: 高埜利彦  大村次郷 
刊行:
2009年3月
仕様: A5判  ・  424ページ
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目次:
富士山御師の歴史的研究(高埜利彦)
第Ⅰ部 御師のいた集落 川口
  1章 富士山御師三浦家とその由緒
     -彦根井伊家との関係を中心に(酒入陽子)
    はじめに
    一 三浦家の由緒
    二 川口御師三浦家と井伊家
    三 井伊家家臣の三浦与右衛門家
    四 「駿河衆」三浦家
    五 川口御師三浦家と井伊直孝
    六 三浦家の由緒の維持と継続
    おわりに
  2章 川口御師と檀那・檀那場
     -寛文期の檀那帳を中心に(小宮山敏和)
    はじめに
    一 使用史料の検討
    二 檀那廻りの実態
    三 寛文期の檀那・檀那場
    おわりに
  3章 川口村における富士山御師の成立とその活動(西田かほる)
    はじめに
    一 近世初期の富士山御師と檀那場
    二 富士山御師と吉田家
    三 「御師」の成立
    四 富士山御師と白川家
    おわりに
  4章 富士山御師の経営活動
     -川口村での宿泊業と檀那場廻りについての考察(青柳周一)
    はじめに
    一 「縁年中金銀出入帳」の内容
    二 中村家の檀那場廻りについて
    おわりに
  5章 川口御師と川口村念仏講(澤博勝)
    はじめに
    一 川口村の寺檀関係
    二 川口村の念仏講
    三 念仏講信仰をもたらしたもの
    おわりに
  6章 川口御師と菩提寺(田中潤)
    はじめに
    一 川口の寺院
    二 川口御師による善応寺への百観音の寄進
    三 過去帳と戒名
    おわりに
  7章 近代初頭における川口御師の生業変容をめぐって
     -それは「退化の百年」だったか(谷本晃久)
    はじめに
    一 近代川口御師集団に対する評価
    二 明治初頭における対応と挫折
      -降武隊参加と神職身分公認要求
    三 近代宗教制度との関係-国家神道と富士講系教団
    四 川口御師のそれぞれの途
    おわりに
  8章 御師町の町並と住居-近世御師住居の成立と展開(伊藤裕久)
    はじめに
    一 御師町の町並-上吉田と川口の比較を通して
    二 御師住居の建築構成と発展過程
    おわりに
  9章 現秩序尊重