《歴史のフロンティア》ドイツ海軍の熱い夏 水兵たちと海軍将校団1917年

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3,190円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 1917年,ドイツ大海艦を揺るがせた水兵たちの反逆。食糧をめぐる不満に端を発した,「抵抗」と「言説」の世界を,多様な資料駆使して描き出す。
ISBN:
978-4-634-48210-4
シリーズ: 歴史のフロンティア
著者: 三宅立 
刊行:
2001年5月
仕様: 四六判  ・  404ページ
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目次:
第一章 二つの世界・二つの魂
 1.1914年のクリスマス
 2.歴史のなかの「熱い夏」
 3.軍国主義と二つの魂
第二章 水兵・海軍当局・独立社会民主党
 1.糧食委員会問題の登場
 2.戦艦「フリードリヒ大王」における運動
 3.ライヒピーチュと独立社会民主党指導部
第三章 水兵たちの「熱い夏」
 1.戦艦「摂政ルーイトポルト」のハンガーストライキと二つの運動中枢
 2.糧食委員会運動
 3.艦隊中枢の形成と「ストックホルム・リスト」運動
第四章 昴揚と壊滅
 1.「摂政ルーイトポルト」の上陸ストライキ
 2.運動の弾圧
終章 「熱い夏」その後
あとがき

付録
索引/文献一覧/史料出典一覧/図表出典一覧 
メッセージ・あとがき:
「それは本来どうあったか」を求めて,史料の山に分け入った私を,結局もっとも強くとらえていったのは,相互に拮抗すし交錯する,多様な言説の世界だったような気がする。第一次世界大戦期のドイツ大海艦隊においてしだいに溝を深めていった,海軍将校団と水兵の「二つの世界」。水兵たちの運動の核となった「二つの中枢」。そこにくりひろげられるまことに多元的な言説の海から,しだいに立ち上がってき,成長を続けた「物語」が,本書である。