《世界史リブレット人》 003.ネブカドネザル2世 バビロンの再建者

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 紀元前7世紀末、バビロンを基点にメソポタミア、シリア一帯を支配した新バビロニア王国のネブカドネザル2世。聖書や西洋古典で頻繁に登場するこの古代の王の実像に、同時代史料を重視して迫る。
ISBN:
978-4-634-35003-8
シリーズ: 世界史リブレット人 3
著者: 山田重郎 
刊行:
2017年1月
仕様: A5変  ・  104ページ
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目次:
ネブカドネザル2世の伝説と史実
1.古代メソポタミア文明とバビロン
2.新バビロニア王国の興隆とネブカドネザル2世
3.ネブカドネザル2世の治世と帝国の広域支配
4.新バビロニア王国の王宮組織と国家行政
5.建設事業、祭儀とネブカドネザルの記憶  
メッセージ:
聖書と古典古代の著作に記された伝説の都市バビロンは、不可思議な繁栄と滅びの象徴として人々の想像力をかきたててきた。紀元前7世紀末から前6世紀にかけて、新バビロニア王としてメソポタミアとシリアにまたがる帝国を確立し、バビロンを卓越した帝国首都に築き上げたネブカドネザル2世もかつては伝説的な人物だった。しかし、19世紀以降、考古学的調査によりバビロンの都市遺構が明らかにされ、発見された楔形文字文書がネブカドネザルとその時代について新情報をもたらした。こうした同時代の「証言」に照らして、ネブカドネザルとその時代の実像に迫る。