続 新視点 三重県の歴史

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1,980円 (税込)
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解説: ミエゾウの足跡と全身骨格の復元展示、県民獣のカモシカや昆虫、植物などの自然、伊勢神宮や街道、鉄道、公園などの身近な歴史など、豊かな自然に育まれた三重県の歴史と文化を、新博物館のテーマや活動とともに紹介する。
ISBN:
978-4-634-15052-2
著者: 三重県史編さん班  毎日新聞社津支局 
刊行:
2014年3月
仕様: 四六判  ・  312ページ
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目次:
カラー特集
はじめに - 三重県総合博物館、4月開館を前に
本書の概要 - 三重県の自然と歴史・文化
発刊によせて - 三重県知事 鈴木英敬

第1部 自然
 クジラ標本、念願の展示 熊野灘の自然
 江戸期は"天狗の爪石" 巨大サメ「メガロドン」の歯
 謎に包まれた昆虫 オオダイルリヒラタコメツキ
 極めて少ない生息地 ため池のウシモツゴ
 古環境を記録した地層 鈴鹿・ゾウの足跡化石
 絶滅種も標本を元に研究 ナガバノイシモチソウ
 ミエゾウが歩いていた? 博物館敷地から見つかった化石群
 日本海側の個体の特徴 ウスバシロチョウ
 豊かな自然に生きる 身近で観察できる雑魚アブラボテ
 北方の針葉樹の南限 大台ヶ原のトウヒ
 多雪環境が生む多様さ チャボガヤ
 半径50キロの範囲へ下る 御在所岳で避暑するアキアカネ
 環境や生物の歴史刻む 伊賀市・服部川のゾウの足跡化石
 二枚貝の中で春を待つ 櫛田川、雲出川水系のカネヒラ
 里山衰亡により減少 ウラナミアカシジミ
 身近な標本、変化の証拠 セイタカアワダチソウ
 生息場所、減少の一途 ヒヌマイトトンボ
 鳥羽の海岸にメランジュ 三重の大地ができはじめたころ
 貝の中に大きな卵産む コイ科の淡水魚・カワヒガイ
 水田に生育する貴重種 シダ植物の一種・デンジソウ
 プランクトン、小魚食べ 熊野灘のヒゲクジラ
 世界初、完全繁殖に成功 日本カモシカセンター
 数減少し絶滅危惧種に ハマナツメ
 西日本分断する大断層 月出の中央構造線
 懐かしい原風景残る 中勢地方流れる祓川
 葉緑素持つ根に秘密 葉なくても光合成するクモラン
 個人飼育で"世界最長寿" シマヘビの剥製
 体の表面から水分吸収 さんちゃん水槽のコケ植物
 紀伊半島南部に生息する亜種 キナンウラナミアカシジミ
 分布でわかる環境 タンポポからわかること
 千葉まで届いた火山灰 三重にあった巨大火山
 丸いカゴの奇妙な形 カゴタケ
 繁殖にイシガイが必須 ヤリタナゴ

第2部 原始・古代・中世・近世
 文政には人口の16%も 『御蔭参宮文政神異記』
 雷除けで写経を発願 伊賀・常楽寺所蔵の大般若経
 松阪の商人、山形へ 寒河江「千原家資料」
 家臣団、要所に人材配置 「公室年譜略」から見た久居藩
 七つの場面、生き生きと 伊勢参宮名所図屏風
 浮世絵は情報の宝箱