国民国家と市民 包摂と排除の諸相

価格
4,400円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: マイノリティの同化による国民化と,錯綜する多様なエスニシティ。ドイツ・オーストリア・チェコ・スペイン・フランス・アメリカ・ロシア・ブラジルなどの事例から,グローバリゼーションの時代にもトランスナショナルへと昇華しえない国民国家の課題に迫る。
ISBN:
978-4-634-67222-2
著者: 立石博高  篠原琢  千葉敏之  金井光太朗  佐々木孝弘  工藤光一  新井政美  相馬保夫  古川高子  鈴木義一  鈴木茂 
刊行:
2009年6月
仕様: A5判  ・  312ページ
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目次:
第Ⅰ部 国民国家形成と市民
 第1章 神聖なる祖国愛は魂を奮い立たせる・・・千葉敏之
 第2章 カディス憲法とスペイン王国・・・立石博高
 第3章 セルフメイドの国民性と市民・・・金井光太朗
 第4章 脱走兵とジェンダー・・・佐々木孝弘
 第5章 市民社会と「暴力的」農民・・・工藤光一
 第6章 「オスマン市民」の自由と平等・・・新井政美

第Ⅱ部 国民国家の展開と市民
 第7章 シティズンシップとマイノリティ・・・相馬保夫
 第8章「寛容と排除」の自然保護活動・・・古川高子
 第9章 歴史と市民社会・・・篠原琢
 第10章 現代ロシアの社会意識と市民社会・・・鈴木義一
 第11章 多人種・多文化社会における市民権・・・鈴木茂