帝国の終焉とアメリカ アジア国際秩序の再編

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3,520円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: アジアにおける植民地支配の終焉と,パクス・ブリタニカからパクス・アメリカーナへのヘゲモニーの交代に着目し,「20世紀的世界」の歴史的発展過程を明らかにする。2004年日本西洋史学会国際シンポジウムの書籍化。
ISBN:
978-4-634-64019-1
著者: 渡辺昭一 
刊行:
2006年5月
仕様: 四六判  ・  328ページ
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目次:
第1部 イギリス帝国のたそがれ
 第1章 20世紀南アジアにおける帝国とヘゲモン
               ・・・B・R・トムリンソン
 第2章 イギリス統治の終焉とインド鉄道システムの自立化
               ・・・渡辺昭一
 第3章 南アジアにおける武器移転の構造
               ・・・横井勝彦
 第4章 帝国の残影 イギリスの影響力と東南アジアの脱植民地化
               ・・・N・J・ホワイト
 第5章 1950年代の東アジア国際経済秩序と・スクーリング圏
               ・・・秋田 茂
第2部 ヘゲモ二-の交代とアジア世界
 第6章 交渉されたヘゲモニー アメリカと東南アジア世界1945~1960年
               ・・・A・J・ロッター
 第7章 アメリカのヘゲモニーとアジアの秩序形成、1945~1965年
               ・・・菅 英輝
 第8章 ヘゲモニー・ギャップとインド 世界システムの状態とアメリカの認識
               ・・・吉田 修
 第9章「帝国の終焉」と東南アジアの国民国家エリート
               ・・・中野 聡
 第10章 イギリス帝国の崩壊とアメリカ 1960年代アジア太平洋における国際秩序の変容
               ・・・木畑洋一
あとがき
索引