《日本史リブレット》093.近世の淀川治水

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880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 豊臣政権期におよび江戸時代における淀川治水の実態を,畿内河川整備事業の展開,堤防維持システムである国役普請制度の確立過程,日常的な河川管理制度のあり方などの側面から明らかにする。
ISBN:
978-4-634-54705-6
シリーズ: 日本史リブレット 93
著者: 村田路人 
刊行:
2009年4月
仕様: A5変型判  ・  112ページ
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目次:
治水史からみる近世淀川
1.豊臣政権期の淀川
  宇治川の流路変更/文禄堤の築造/国役普請
2.17世紀の淀川川筋問題と幕府の治水策
  土砂流出による川床上昇と土砂留令/寛文期畿内河川整備事業/
  貞享期畿内河川整備事業の開始と河村瑞賢/安治川の開削/
  その他の整備事業/大坂重点主義的性格
3.摂河国役普請制度
  17世紀前半期の国役普請/
  恒常化した国役普請-摂河国役普請制度/国役普請人足役/
  国役普請の手続き/国役普請人足役の請負人
4.17世紀の河川管理制度
  堤奉行による河川管理/川奉行の設置
5.18世紀以降の変化
  大和川の付替え/堤外における土地利用策の転換/
  畿内国役普請制度の成立/河川管理制度の変化/河川管轄の変更
近代的治水の起点  
メッセージ・あとがき:
琵琶湖に水源をもち,大阪湾に注ぐ近畿最大の河川である淀川をいかに治めるかは,古代以来,その時どきの政権担当者が直面した国家的重要課題であった。
とくに,近世においては,その最下流部に位置していた重要都市大坂の発展と保全を図りつつ,淀川の治水システムを確立させる必要があった。
本書では,豊臣政権期,および江戸時代における淀川治水の実態を,畿内河川整備事業の展開,堤防維持システムである国役普請制度の確立過程,日常的な河川管理制度のあり方などの側面から検討してみたい。