《別冊都市史研究》水辺と都市

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解説: 年報都市史研究の別冊。とらっど2が2004年7月下旬にイタリアで開催したシンポジウムの成果の一部をまとめる。水辺との関係が,都市にどのような社会的特質,空間的形質を与えたかを検討することで,伝統都市の歴史的な特質を,従来とは異なる視点から照射する。巨大都市の水辺,湊の諸相,川辺と湖畔の3部構成。
ISBN:
978-4-634-52711-9
シリーズ: 別冊都市史研究
著者: 伊藤毅  吉田伸之 
刊行:
2005年5月
仕様: B5判  ・  160ページ
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目次:
序章 水辺の空間-都市と建築
1部 巨大都市の水辺
  流域都市・江戸
  漕運港と北京の食糧供給-清朝の北京郊外を中心に
  十七世紀前期における秋田藩と畿内-蔵宿の機能を中心に
  近世大坂における牛馬皮の流通
2部 湊の諸相
  港町の両義性-宿根木の耕地と集落
  「遊行の砂持ち」から見る港町敦賀
  浦賀の町と遊所
  中世海洋都市アマルフィの空間構造
3部 川辺と湖畔
  琵琶湖沿岸の伝統都市における都市景観の変遷-中世から近世へ
  城下町の河岸-下総国古河を題材に
  中国江南における明末清初の水辺空間の変容について
   -土木史,建築史,社会史を結びつけて描き出す都市史の可能性
跋文