《歴史のフロンティア》プラーグ街の住民たち フランス近代の住宅・民衆・国家

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解説: 19世紀から20世紀にかけて建てられた民衆向けの住宅。そこで人びとはどのように住まい,暮らしたのか。居住空間からフランス近代社会の実像を描き出す。
ISBN:
978-4-634-48160-2
シリーズ: 歴史のフロンティア
著者: 中野隆生 
刊行:
1999年7月
仕様: 四六判  ・  336ページ
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目次:
プロローグ わたしたちの失敗
第一章 労働者のための住宅を
 1.労働者住宅建設の広がり
 2.労働者都市の空間編成
 3.住宅販売と労働者家計
 4.住むのは誰か?
第二章 変貌する居住空間
 1.労働都市の拡張
 2.経済負担、生活習慣、景観変化
 3.教会建設運動とストライキ
第三章 ミュルーズからパリへ
 1.パリ改造と民衆住宅
 2.世紀転換期パリの住宅事情
 3.住宅改革の運動と立法
第四章 集合住宅の建設原理
 1.「公的」空間と共同施設
 2.「私的」空間と職場空間
 3.ファサードの階層性
 4.家賃と家計
 5.賃金をめぐって
第五章 プラーグ街の住民たち
 1.住民構成
 2.世帯と家族
 3.定着度
 4.身体を生活に-共同施設の利用
 5.家具職人たちのアトリエ-職場としての集合住宅
第六章 「福祉国家(エタ・プロヴィダンス)」への流れのなかで
 1.公権力の関与と住宅モデル
 2.老齢退職年金の重み
エピローグ 「近代」への反省

付録
索引/史料と文献/図表出典一覧 
メッセージ・あとがき:
わたしたち人間は時代とともに変わるいろいろな空間のなかで生きています。住宅を中心にした居住空間もその例外ではありません。そこはまた,建設主,設計者,居住者など多様な人たちの思いが交錯する場です。そんな風に考えて,民衆向けに建てられた住宅の図,画,写真などを手掛かりに,フランスの近代社会を新しい角度から眺めてみました。生き生きと暮らす民衆も,きっと姿を見せてくれることでしょう。