《世界史リブレット人》 081.ファン・ボイ・チャウ 民族独立を追い求めた開明的志士

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880円 (税込)
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解説: 19世紀後半の反仏武装闘争である勤王運動を継承しつつ、20世紀初頭に新たな民族運動のかたちを模索し、日本留学運動である東遊運動を始めた開明的儒学者ファン・ボイ・チャウ。彼は日本滞在期に立憲的国民国家論を唱え、アジアの被抑圧民族の連帯をめざすようになった。
東遊運動が挫折し辛亥革命が勃発すると、チャウは中国で共和主義的なベトナム光復会を結成。第一次世界大戦後には仏越提携論を唱える一方、社会主義にも関心を寄せた。
1925年に逮捕され軟禁状態におかれるが、旺盛な執筆活動を続けた。
一貫して民族独立をめざし、晩年には儒教民本主義的な社会主義思想をいだくにいたるチャウの全生涯をたどる。
ISBN:
978-4-634-35081-6
シリーズ: 世界史リブレット人 81
著者: 今井昭夫 
刊行:
2019年1月
仕様: A5変  ・  88ページ
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目次:
ファン・ボイ・チャウとファン・チュー・チン

1.勤王運動から維新会結成へ
  ファン・ボイ・チャウの生まれと少年期/文人との交流/維新会結成へ

2.東遊運動の三つの側面
  留学運動/アジア革命との接触・連携と東遊運動の挫折/チャウの著作活動

3.光復会と第一次世界大戦
  光復会結成/戦後の思想的動揺/暴力路線への回帰から逮捕まで

4.フエ軟禁時代
  ベングの老人と若者との交流/国民論/アジア連帯論/仏越提携論/
  社会主義論/儒教論/チャウ惜別の辞