《世界史リブレット人》 018.安禄山 「安史の乱」を起こしたソグド人

価格
880円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 安史の乱で唐朝を大いに乱した安禄山。ソグドネットワークを利用した情報収集と蓄財能力、突厥の血をひくことで遊牧諸族をも統率する能力など、その行動を多面的にとらえる。
ISBN:
978-4-634-35018-2
シリーズ: 世界史リブレット人 18
著者: 森部豊 
刊行:
2013年5月
仕様: A5変型判  ・  104ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
安禄山とその時代

1.安禄山の誕生とその時代背景

2.唐における安禄山

3.「安史の乱」前夜

4.安禄山のめざした世界とその後  
メッセージ・あとがき:
唐朝を大いに乱し,その後の唐の衰退のきっかけをつくったとイメージされる安禄山。しかし中国史の枠から離れてみると,ダイナミックな彼の人生が浮かび上がってくる。東ユーラシアに広がるソグドネットワークを利用した情報収集力と蓄財力。そして突厥の有力氏族の血を引くことを背景に,聖俗両面の権威をもって遊牧諸族を統率する力。8世紀の東ユーラシアの歴史の動きのなかで,安禄山をとらえなおしていく。