《世界史リブレット》 108.徽州商人と明清中国

価格
802円 (税込)
在庫: 在庫あり
解説: 明代の商業化・都市化の波に乗って,長距離交易を担う商人集団が活躍した。なかでもリーダー的存在の徽州商人の活躍をとおして,中国の商業活動の歴史を紹介する。
ISBN:
978-4-634-34946-9
シリーズ: 世界史リブレット 108
著者: 中島楽章 
刊行:
2009年10月
仕様: A5変型判  ・  96ページ
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目次:
中国史と商業
1.中国の商業と商人集団
2.明代の徽州商人
3.清代の徽州商人
4.徽州商人の衰退  
メッセージ・あとがき:
長江の南,黄山のふもとに広がる緑ゆたかな山間盆地が,徽州商人の故郷である。
彼らは15世紀から19世紀まで,長江や大運河などを通じて,塩・米・茶・絹・綿布などの生活必需品の流通をリードした。
その活動範囲は,江南デルタと長江流域を中心に,北は遼東の軍事市場,南は広東の外国貿易,さらには東シナ海の密貿易や長崎貿易にもおよんだ。
徽州商人の台頭・繁栄・衰退のプロセスは,明清時代の500年にわたる社会経済の展開を映し出す鏡でもある。