《物語の舞台を歩く》1.将門記

価格
1,980円 (税込)
在庫: 誠に申し訳ありません。品切れです。
メールまたはお電話でお問い合わせください。
解説: 平将門は,10世紀前半の人物で,『将門記』は,その将門の反乱の経過を描いた物語。将門は,伯父たちとの私闘を繰り返して力をつけ,やがて坂東の国府を滅ぼして新皇を名乗り,王国を築こうとする。しかし,朝廷の意向を受けた藤原秀郷・平貞盛軍に敗れて、その野望は潰えた。
ISBN:
978-4-634-22410-0
シリーズ: 物語の舞台を歩く 1
著者: 村上春樹 
刊行:
2008年6月
仕様: 四六判  ・  184ページ
このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細をみる
目次:
1章 源一族・伯父たちとの戦跡をたどる
 1.プロローグ-『将門記』について
   『将門記』とは
 2.野本の合戦と貞盛の苦衷
   野本の戦場/源一族の根拠地/貞盛の帰郷
 3.良正の報復と良兼の介入
   良正の画策と川曲村の戦い/良兼出陣/下野国境の戦い
 4.将門の上洛と良兼の再襲来
   将門喚問と恩赦/良兼の復讐戦
 5.将門の反撃と石井夜討ち
   弓袋山の対峙/良兼の計略/将門奮戦
2章 貞盛の上洛と武蔵の紛争をめぐる
 1.貞盛の上洛
   貞盛の煩悶/将門の追撃/貞盛の苦闘
 2.武蔵武芝と興世王・経基の争い
   郡司武蔵武芝/将門の調停/御教書到来
3章 国府襲撃と新皇即位・新政権を探る
 1.常陸国府襲撃
   暴れ者藤原玄明/常陸国軍との戦い/常陸国府滅亡
 2.坂東制覇の野望と新皇即位
   将門の野望/下野進撃/将門の新皇即位/将門の書状/
   新皇への諫言
 3.新政権の構想
   将門の除目と王城/京中の混乱
4章 将門最期の闘いを追う
 1.浅はかな奮励
   常陸征討/歌の贈答
 2.秀郷の登場
   下野の戦い/川口村の合戦/北山決戦/将門の最期
5章 乱後の賞罰と評価をかえりみる
 1.追討軍の下向と残党追捕
   将門惜別/追捕の官符/褒賞の沙汰
 2.乱の評価
   将門への評価/冥界消息  
メッセージ・あとがき:
将門は今から1000年以上も昔の10世紀前半の人物です。
『将門記』は,その将門の乱の経過を描いた文学作品で,有名な『平家物語』などの軍記物語の嚆矢となった作品といわれています。
将門は,伯父たち一族と私闘を繰り返しながら力をつけ,やがて坂東(今の関東)の国府を滅ぼして新皇を名乗り,その王国を築こうとしました。
しかし,朝廷の意向を受けた平貞盛・藤原秀郷軍に敗れて,その野望はかないませんでした。
本書では,『将門記』の記述に沿ってわかりやすい現代文に改め,その舞台へ皆様をご案内します。
まずは,筑波山の西方の地がお迎えします。
散策を楽しみながら,遠い昔の坂東に思いを馳せていただければ,まことに幸いです。